- 海外FXでどの通貨ペアを選べばいい?
- 初心者におすすめの銘柄を知りたい
- 自分に合った銘柄や通貨ペアはどれ?
海外FXは国内FXよりも銘柄数が豊富な点で人気です。
銘柄数が多い海外FX業者だと1,000種類を超える業者も存在します。
しかし、海外FXを始めるにあたり、どの銘柄や通貨ペアを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか?
そこで本事では、海外FX初心者におすすめの銘柄と通貨ペアを紹介するとともに、銘柄を選ぶポイントを解説していきます。
海外FXの銘柄について知りたい方やこれから海外FXを始めるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
なお、銘柄数の他に総合的な取引スペックやボーナスで海外FX業者を選びたい方は「海外FX業者おすすめランキング15選【2025年最新】優良で人気の海外口座を比較」をご覧くださいね。
海外FXの通貨ペアと銘柄とは?基礎知識を解説
海外FXの通貨ペアとは、FXで取引を行う2ヵ国の通貨の組み合わせのことです。
例えばドル/円とかユーロ/ドルなどの組み合わせを指します。
また、銘柄とは通貨ペアや差金決済取引(CFD)を含む、FXで取り扱っている商品全体を指します。
通貨ペアや銘柄を理解する際には、次の重要なワードを理解しておきましょう。
銘柄や通貨ペアを理解する際に重要な言葉の意味やそれぞれの違いについて詳しく解説します。
海外FXの基軸通貨と決済通貨とは?
海外FXでは、USD/JPYというように2つの通貨がペアになった形で表示され、これを通貨ペアといいます。
最初に書かれている通貨を基軸通貨、後ろに書かれている通貨を決済通貨といいます。
USD/JPYの通貨ペアの場合、USDが基軸通貨でJPYが決済通貨です。
この場合は米ドル(USD)を買うために、円(JPY)で決済するということになります。

例えば、1ドルが150円の場合には、1ドル購入するために150円必要です。
この基軸通貨と決済通貨の関係性を直感的に理解できるようになれば、損益の計算もスピーディーにできるようになり、利益確定や損切りも迅速に判断できます。
どちらが基軸通貨でどちらが決済通貨なのか、慣れるまで意識しながら取引するようにしましょう。
海外FXのメジャー通貨とマイナー通貨とは?
FXでは通貨ペアによってメジャー通貨、マイナー通貨、エキゾチック通貨という3つの分類があります。
それぞれの違いは次のとおりです。
通貨 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
メジャー通貨 | 米ドルを含む主要国同士の通貨ペア | EUR/USD USD/JPY GBP/USD |
マイナー通貨 | 米ドルを含まない主要通貨同士や、取引量が少ない通貨の通貨ペア | EUR/NZD GBP/AUD NZD/CAD |
エキゾチック通貨 | 先進国の通貨と新興国通貨の通貨ペア | USD/TRY USD/ZAR |
メジャー通貨はドルを含む取引量の多い主要国の通貨ペアなので、取引量が大きく、経済情勢も安定しているので値動きが比較的安定しています。
また、取引量が大きいのでスプレッドが狭く、リスクを抑えて取引できる点が特徴です。
一方、マイナー通貨は取引量が少なく、経済情勢も比較的不安定な国の通貨ペアなので、値動きが激しくスプレッドが広がる傾向があります。
エキゾチック通貨はマイナー通貨よりもさらに流動性が低く値動きが激しい通貨ペアです。



メジャー通貨は初心者向け、マイナー通貨とエキゾチック通貨は上級者向けです。
それぞれの通貨ペアがどこに分類されるのかを理解し、自分のレベルに合った通貨ペアを選択することが重要です。
最初のうちはメジャー通貨ペアで経験を積んだ方がよいでしょう。
海外FXのストレート通貨とクロス通貨とは?
FXの通貨ペアにはドルを含むか含まないかによって「ストレート通貨」と「クロス通貨」という分類もあります。
ストレート通貨とクロス通貨の違いは次のとおりです。
通貨 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
ストレート通貨 | 米ドルを含む通貨ペア | USD/JPY EUR/USD GBP/USD |
クロス通貨 | 米ドルを含まない通貨ペア | EUR/JPY GBP/JPY EUR/GBP |
ストレート通貨はドルを含んだ通貨ペアです。
流通量が大きいので値動きが安定しており、スプレッドが狭いのが特徴です。
また情報を得やすいので初心者でも安定した取引ができるでしょう。
一方、クロス通貨は米ドルを含まない通貨ペアです。
独特のトレンドを発生させやすく、値動きも複雑です。



ストレート通貨は初心者向けクロス通貨は上級者向けです。
最初のうちは値動きが比較的安定しているドルストレートか、情報を得やすくイメージしやすいクロス円で取引し、慣れてきたらクロス通貨で取引した方がよいでしょう。
海外FXのCDFとは?
CFDとは「Contract For Difference」の略称で、差金決済取引を指します。
現物の受け渡しをおこなわず、取引開始時と取引終了時の価格差のみを決済し、売買差益のみ得ることを目的とし「差額だけのやり取りが発生する取引」を指します。
現物の受け渡しがない代わりに、担保のような役割として証拠金が必要になります。



現物取引は買い(ロング)からしか取引を開始できませんが、CFDで売り(ショート)から取引を始められ、レバレッジをかけられる点が特徴です。
CFDの原資産には次のようなものがあります。
- 個別株
- 株価指数
- 外国為替
- 債券
- コモディティ(商品)
- 上場投資信託(ETF)
FXも証拠金を入金し、売買益獲得のみを目的とする差金決済取引なので、CFDに分類されます。
個別株やETFなどにレバレッジをかけて取引したい方や、現物取引にヘッジをかけたい方におすすめです。
海外FX初心者におすすめの通貨ペアTOP3


海外FXの初心者には、次のようなメジャーの通貨ペアがおすすめです。
海外FX初心者におすすめの通貨ペアについて詳しく解説していきます。
米ドル/円(USD/JPY)
初心者に最もおすすめな通貨ペアは米ドル/円(USD/JPY)です。
ニュースなどでも馴染みが深く、為替レートを日常生活で目にする機会が圧倒的に多い通貨ペアです。
経済ニュースなどで情報が入ってきやすい通貨ペアなので、初心者の方もトレードしやすいでしょう。



FXをしない人にとっても馴染みのある、日本人にとっては最もメジャーな通貨ペアです。
また、ほとんどの海外FXでスプレッドが低く設定されているので、コストを抑えてトレードできる点も魅力です。
値動きも他の通貨ペアに比べて安定しているので、海外FX初心者の方はまずは米ドル/円(USD/JPY)からトレードを始めてみるのがおすすめです。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)
ユーロ/米ドル(EUR/USD)は世界で最も取引量が多い通貨ペアです。
取引量が多いので流動性が高くスプレッドも低くなっており、コストを抑えて安定した取引ができます。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)はヨーロッパやアメリカの経済指標・政策金利の影響を受けやすいので相場の動きが読みやすい点もメリットです。



ユーロ/米ドル(EUR/USD)は大きなトレンドができやすいので、初心者が順張りなどで比較的簡単に利益を狙えます。
ヨーロッパやアメリカの情報は簡単にニュースで手に入り、値動きも比較的安定しています。
初心者の方でも比較的リスクとコストを抑えてトレードできるので、FX初心者の方に向いている通貨ペアです。
ユーロ/円(EUR/JPY)
ユーロ/円(EUR/JPY)は米ドルを介さないクロスペアなので、独自の動きが発生しやすい点です。
そのためチャートの分析をしたい初心者の方に役立つ通貨ペアと言われています。
日本とヨーロッパという主要な経済圏同士の通貨ペアなので取引量が多く値動きも比較的安定しています。
また、スプレッドも低く設定されていることが多いので、コストを抑えて取引したい方におすすめです。



ドルストレートの取引に慣れた方が次のステップに進むためにおすすめの通貨ペアです。
ヨーロッパも日本も経済に関する情報は手に入りやすく、ボラティリティは過剰すぎない程度なので、安定した取引がおすすめです。
ドルストレート以外で取引したい初心者の方にユーロ/円(EUR/JPY)はおすすめです。
海外FX上級者におすすめの通貨ペアTOP3


海外FX上級者には変動が激しく大きな利益を狙うこともできる次のような通貨ペアがおすすめです。
海外FX上級者におすすめの通貨ペアの特徴を解説します。
ポンド/米ドル(GBP/USD)
ポンド/米ドル(GBP/USD)は主要な通貨ペアの中で最も値動きが激しいと言われる銘柄で、1日で数十pips単位で値動きすることも珍しくありません。
イギリス、アメリカ両国の要人の発言や経済指標や経済動向などで多く値段が動くので、短期間で大きな利益を狙うことができます。
また、海外FX各社でスプレッドが狭い点も特徴的です。
短期間で激しい値動きがあり、スプレッドも狭いので、デイトレードやスキャルピングなどの短期売買を好むトレーダーから人気があります。



大きな利益を期待できますが、逆方向に動いたときの損失も多くなります。
ハイリスクハイリターンの通貨ペアなので、エントリーポイントの見極めと損切りの判断力、資金管理が重要になります。
FX初心者ではリスクが高いので、短期間で大きな利益を狙う上級者向けの通貨ペアの代表格だといえるでしょう。
ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)
ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)は主要通貨のユーロと新興国追加のトルコリラの組み合わせとしてエキゾチック通貨ペアの代表格です。
スプレッドが狭い一方、トルコリラはスワップポイントが非常に大きいので、長期保有によってスワップポイントを獲得したい上級者向けの通貨ペアです。
その一方で、トルコは政治・経済ともに情勢が不安定で、過去にも金融政策の大きな変更が頻繁におこなわれてきました。



トルコリラは過去にも為替の急変によってロスカットが多発したことがあります。
トルコリラはリターンも大きいですが、為替相場の急変によるリスクも非常に大きいので、情報の取得とリスク管理が非常に重要です。
長期的な戦略と損切りの決断力が求められる通貨ペアなので、長期投資をおこなう上級者向けの銘柄だといえるでしょう。
豪ドル/円(AUD/JPY)
オーストラリアは鉄鉱石、石炭、天然ガスなどの鉱物資源が豊富な国なので、鉄鉱石や石炭などの鉱物資源価格が上昇すると豪ドルも上昇し、下落すると豪ドルも下落するという傾向があります。
また、オーストラリアは中国経済との結びつきが強く、中国の購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標が豪ドルの動きに影響を与えます。
不透明感の強い中国経済の情報を加味してトレードをしなければならないので、豪ドルやユーロや米ドルよりも難易度が高い通貨です。
また、豪ドル/円は他のメジャー通貨ペアと比較してボラティリティが多いため、短期間で利益を得やすいですが、その分リスクも大きくなります。



経済危機の際などは、米ドルやユーロよりも大幅な下落となったこともありました。
豪ドル/円は中国経済に影響を受け、ボラティリティも大きいので、米ドル/円、ユーロ/円などと比較すると上級者向けの通貨ペアだといえるでしょう。
海外FXでおすすめのCFD銘柄
海外FXでは様々なCDFの取り扱いがありますが、代表的な銘柄は次の5つです。
海外FXでおすすめのCFD銘柄について詳しく解説していきます。
貴金属CFD
貴金属CFDは金や銀やプラチナなどの貴金属の差金決済取引をおこないます。
銘柄ごとの特徴は次のとおりです。
- 金(ゴールド): 最も代表的な貴金属CFD銘柄。安全資産としての需要が高く、地政学リスクや経済不安時に買われる傾向があるので、インフレヘッジとして投資されることがある。
- 銀(シルバー): 金に比べて工業用需要の割合が高く、金よりもボラティリティが高い傾向がある。
- プラチナ(プラチナム): 自動車の排ガス触媒など工業用需要が大きく、景気動向に影響を受けやすい。
- パラジウム(パラジウム): プラチナと同様に工業用需要が高く、供給が限られているため、プラチナよりも価格変動が大きい傾向がある。
貴金属CFDは海外で人気のCDFでFX通貨ペアよりも上級者向けだといえます。
中でも金(ゴールド)は人気のCFDとして多くのトレーダーに取引されています。
金(ゴールド)を取引できるおすすめの海外FX業者は「海外FXのゴールド(XAUUSD)取引におすすめ業者は?スプレッドやスキャルピング・レバレッジ比較」で紹介しているので参考にしてください。
エネルギーCFD
エネルギーCFDは、原油、天然ガス、ガソリン、灯油(ヒーティングオイル)などのエネルギー関連銘柄を対象とした差金決済取引です。
銘柄別の特徴は次のとおりです。
- 原油:世界経済の動向に非常に大きく左右され、景気が好調でエネルギー需要が増えれば価格は上昇し、景気が減速すれば下落する。地政学リスクが大きい
- 天然ガス:気象条件に価格が大きく左右される。石油や石炭に比べて燃焼時の環境負荷が低いとされ、脱炭素の流れの中で需要が増加する可能性。
- ガソリン:原油を精製して作られるため原油価格の動向に強く連動する。
エネルギーCDFは国際情勢に価格が大きく左右されボラティリティも高いので、上級者向けの銘柄です。
株価指数CFD
株価指数CFDは世界の主要な株価指数を対象とした差金決済取引です。
代表的な株価指数は日経平均株価、NYダウ、S&P500、NASDAQ100、FTSE100、DAXなどです。
銘柄ごとの特徴は次のとおりです。
- 日経225(日本N225):「日経平均株価」が原資産。輸出関連企業が多く含まれるため、為替変動に影響を受けやすい。
- NYダウ:「ダウ・ジョーンズ工業株平均」が原資産。米国経済の動向を測る最も古く、広く知られた指標の一つ。景気サイクルに比較的敏感に反応する。
- S&P500:「S&P500種株価指数」が原資産。NYダウより米国株式市場全体の動向をより包括的に反映。時価総額の大きい企業の動向が指数に与える影響が大きい。
- NASDAQ100:「NASDAQ100指数」が原資産。テクノロジー株中心。新興技術やイノベーションによって成長が期待される企業が多いため、高い成長性とボラティリティが特徴。
- イギリスFTSE100:イギリスの株価指数「FTSE100指数」が原資産。売上の大部分を海外で稼いでいる多国籍企業が多いため、ポンド安が海外からの収益を増加させ、指数を押し上げる傾向。
- ドイツDAX:ドイツの株価指数「DAX指数」が原資産。ドイツの大手自動車メーカーが含まれるので自動車メーカーが含まれるため、自動車産業の動向が影響。
株価指数は多数の銘柄で構成された指数なので、個別株よりもリスク分散を図れる点が特徴です。
個別株CFD
個別株CFDとは特定の企業の株式を対象とした差金決済取引です。
現物の株式を保有することなく、株価の変動に対して投資を行うので、証券会社へ支払うコストがかかりません。
また個別株ではレバレッジをかけられませんが、個別株CFDであれば個別株の取引に対してレバレッジをかけられる点も特徴です。
さらに個別株投資では買いからしか取引できませんが、CFDであれば売りからの取引(ショート)からの取引が可能です。



売りからの取引(ショート)ができるので下落が予想される個別株に投資をして利益を狙うことも可能です。
世界中の有名企業に投資ができる点も個別株CFDの魅力です。
ただし、株価指数CFDと比較して個別株の方がリスクが大きくなるので、個別株CFDは上級者向けだといえます。
仮想通貨CFD
仮想通貨CFDとは、ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの暗号資産を対象とした差金決済取引です。
仮想通貨の現物取引の場合にはレバレッジをかけられず、買いからしか取引を始められませんが、仮想通貨CFDであればレバレッジをかけることができ、売りからの取引(ショート)が可能です。
仮想通貨はFX通貨ペアと比較して値動きが非常に激しいことで知られています。
仮想通貨CFDであればさらにレバレッジをかけられるので、少ない元手で非常に大きな利益を狙うことが可能です。



ハイリスクハイリターンの仮想通貨取引にレバレッジをかけられるので仮想通貨CFDはリスクとリターンが非常に大きな取引です。
海外FXの中にはビットコインに1000倍のレバレッジをかけられる業者も存在するので、仮想通貨CFDはハイリスクハイリターンを好む上級者向けの銘柄です。
なお、仮想通貨CFDを含むCFDにレバレッジをかけてトレードしたい方は「海外FXのレバレッジ比較!最大無制限のおすすめ業者や計算方法【1000倍・3000倍あり】」で紹介している業者を利用しましょう。
通貨ペア・銘柄数が多い海外FX業者
通貨ペアや銘柄数が多いおすすめの海外FX業者は次の5社です。
銘柄数が多い海外FXの特徴を詳しく解説していきます。
XMTrading


金融ライセンス | FCA、CySEC |
---|---|
取り扱い銘柄数 | 1,000種類以上 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
口座開設ボーナス | 13,000円 |
入金ボーナス | 最大157万円 |
サポート体制 | 日本語対応(メール、24時間対応、スタッフ常駐) |
XMTradingはCFDを中心とした銘柄の取り扱いが多く、合計で1,000種類以上の銘柄数を誇る海外FXです。
FX通貨ペア数は55種類と、メジャーな通貨ペアだけでなく多くのマイナー通貨ペアもカバーしています。
また、CFDの銘柄数が非常に豊富で1,300種類以上の取り扱いがあります。
CFDの現物と先物の両方を取り扱っているという点が他社と比較して特筆すべきポイントです。



また、XMTradingは1つの口座でFX通貨ペアとCFDの両方の取引ができます。
さらに約定力が非常に高くスプレッドも狭いので、FXとCFDの両方を同じ海外FX業者で取引したい方はXMTradingがおすすめですよ。
Vantage


金融ライセンス | ASIC、FCA、CIMA、FSCA |
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取り扱い銘柄数 | 1,000種類以上 |
最大レバレッジ | 2000倍 |
口座開設ボーナス | 15,000円 |
入金ボーナス | 最大300万円 |
サポート体制 | 日本語対応(メール、24時間対応、平日はライブチャット対応も可) |
Vantageは60種類以上のFX通貨ペアを含む1,000種類以上の銘柄数の取り扱いを誇る海外FXです。
銘柄数の多さはXMTradingに次ぐ業界トップクラスなので、豊富な種類から取引をする銘柄を選びたい方にVantageはおすすめです。
Vantageは個別株と仮想通貨の取り扱いが豊富という特徴があります。
また、仮想通貨の最大レバレッジが最大500倍と高く、ビットコインやイーサリアムなどの値動きの激しい仮想通貨をハイレバレッジで取引できます。



仮想通貨のレバレッジは最大50倍程度に制限されていることが一般的です。
スキャルピングや自動売買(EA)に対する制限がないので、自由に取引ができます。
仮想通貨や個別株をハイレバレッジで取引したい方は、ぜひVantageを利用してみてください。
Exness


金融ライセンス | FCAを含む7つのライセンス |
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取り扱い銘柄数 | 200種類以上 |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
口座開設ボーナス | なし |
入金ボーナス | なし |
サポート体制 | 日本語対応(メール、24時間対応、平日はライブチャット対応も可) |
Exnessは、FX通貨ペアの取り扱い銘柄数がトップクラスの海外FXとして知られています。
FX通貨ペア数の取り扱いは約100種類と業界トップレベルのライナップを誇ります。
他社では取り扱いが少ない、AUD/DKK(豪ドル/デンマーククローネ)、AUD/MXN(豪ドル/メキシコペソ)、AUD/NOK(豪ドル/ノルウェークローネ)などのエキゾチック通貨ペアの取り扱いも豊富です。
このほか、貴金属、エネルギー、株式、株価指数、仮想通貨などのCFD銘柄も取り扱っています。
また、Exnessは無制限レバレッジを採用しているので、他社よりも高いレバレッジで少ない元手で多くの利益獲得を狙えるでしょう。



銘柄によってはレバレッジの上限が制限されています。銘柄ごとの最大レバレッジを確認して取引しましょう。
FX通貨ペアの銘柄数を重視したい方は、Exnessの利用がおすすめです。
HFM


金融ライセンス | FSA、CySEC、FSA、DFSA、FSCA |
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取り扱い銘柄数 | 1,100種類以上 |
最大レバレッジ | 2000倍 |
口座開設ボーナス | なし |
入金ボーナス | 20%(最大750,000円) |
サポート体制 | 日本語対応(メール、ライブチャット) |
HFMは50種類以上のFX通貨ペアに加え、金属、仮想通貨、エネルギー、株式、インデックス、コモディティ、債券、上場投資信託(ETFs)など合計で1,100種類以上の取り扱いがあります。
これら全ての銘柄を1つの口座で取引できる点も特徴です。
5ドルの入金額から最大1000倍のレバレッジで取引できるマイクロ口座や、標準ロットの0.01または1000通貨の小ロットで取引可能なセント口座など、初心者向けの口座が用意されており、海外FX初心者でもリスクを抑えてトレードできます。
さらに上級者向けの「プロ口座」やスキャルピングに向いている「ロースプレッド口座」や、コピートレード専用の「HFコピー口座」も用意されており、口座種類が豊富です。



HFMはプロ向け、初心者向け、コピートレード向けに分類された合計5種類の口座が用意されています。
初心者向けの口座のラインナップが豊富なので、銘柄数が多い海外FXを探している初心者の方はHFMに口座を開設しましょう。
TitanFX


金融ライセンス | VFSC、FSA、FSC、FSC、 |
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取り扱い銘柄数 | 300種類以上 |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
口座開設ボーナス | なし |
入金ボーナス | なし |
サポート体制 | 24時間日本語対応(電話、メール、LINE、ライブチャット) |
TitanFXは50種類以上のFX通貨ペアに加えて、仮想通貨、エネルギー、ソフトコモディティ、貴金属、株価指数、株式などのCFD銘柄を取り扱っています。
特筆する点は日本株の取り扱いが多いという点です。
TitanFXでは2024年9月に日本株の銘柄数を拡充し、現在は60種類以上の日本株を取り扱っています。
トヨタ、MUFG、SMBC、ソフトバンクなどの日本の大手企業の株式を最大20倍のレバレッジで取引できます。



日本株を取り扱っている海外FXはそれほど多くありません。
FX通貨ペアだけでなく、日本株などの商品にも投資をしたい方はTitanFXで口座を作成しましょう。
以上が、通貨ペア・銘柄数が多い海外FX業者です。
なお、海外FXならではの通貨ペア(銘柄)を入金不要でトレードしてみたい方は、口座開設ボーナスを利用しましょう。
詳しくは「海外FXの口座開設ボーナス【2025年最新】おすすめの未入金キャンペーンを紹介」で解説しているので参考にしてください。
海外FXで通貨ペアや銘柄を選ぶポイント
海外FXで通貨ペアや銘柄を選ぶ際には、初心者か上級者かという視点だけでなく、自分のトレードスタイルに合った者を選ぶことが重要です。
次のような視点で銘柄を選択しましょう。
海外FXで銘柄や通貨ペアを選ぶ際に重要なポイントを詳しく解説していきます。
取引する通貨ペアの種類は絞る
取引をする通貨ペアの種類は絞った方がよいでしょう。
最初から多くの通貨ペアに手を出すのではなく、1つか2つの通貨ペアに絞った方が無難です。
通貨ペアによって値動きの傾向は異なるので、トレードする通貨ペアの種類が多いよりも1つか2つの通貨ペアに集中した方が相場の理解やトレンドの傾向を掴みやすくなります。
また、取引している通貨ペア数が多ければ多いほど、判断ミスも多くなり、利確や損切りのタイミングを逃してしまうリスクが高くなります。



FXは上達するまでは相場を見極めて勉強することが大切です。
最初のうちは1つか2つの通貨ペアに絞って、少数のチャートに絞って観察と分析を繰り返していくことが上達のポイントです。
最初から通貨ペアの種類を広げないようにしてください。
自分のトレードスタイルに合った銘柄や通貨ペアを選ぶ


自分のトレードスタイルに合った銘柄や通貨ペアを選択することも重要です。
通貨ペアによって特徴は異なります。
値動きが比較的安定している通貨ペア、スプレッドが狭い通貨ペア、値動きが激しい通貨ペア、スワップポイントが高い通貨ペアなど、特徴は様々です。
例えば、短期の売買で利益を積み重ねていきたいのであればスプレッドが狭い通貨ペアを選択すべきです。
一方、長期投資を希望するのであればスワップポイントが高い通貨ペアでスワップポイントを獲得するのがよいでしょう。



トレードスタイルによって最適な通貨ペアは大きく異なります。
通貨ペアごとの特徴を見極めて、自分に合った通貨ペアを選んでくださいね。
なお、自分に合った通貨ペアを複数のお持ちの方は海外FXならではの入金ボーナスを活用してみましょう。
入金ボーナスを提供中の海外FX業者は「海外FXの入金ボーナス【2025年最新】100%や200%・クッション機能を比較」で解説しています。
スプレッドが広い銘柄や通貨ペアは避ける
できる限りスプレッドが広い銘柄や通貨ペアは避けた方が無難です。
スプレッドが狭い通貨ペアは取引コストを抑えられ、少しの値動きでも利益を出しやすくなります。
また、スプレッドが狭い通貨ペアはUSD/JPY(米ドル/円)やEUR/USD(ユーロ/米ドル)などのメジャー通貨ペアなので急激な変動が起こりにくいという特徴があります。
一方、スプレッドが広い通貨ペアはコストが高くなるだけでなく、流通量が少なく急激な変動が起こりやすいので、リスクが高くなる点に注意しなければなりません。



初心者の方はスプレッドの狭い通貨ペアをトレードした方が安心です。
最初のうちはスプレッドの狭いメジャー通貨ペアで取引し、慣れてきたらリスクの広いスプレッドの狭い通貨ペアでトレードした方がよいでしょう。
なお、スプレッドが狭い海外FX業者に関しては「海外FXのスプレッド(手数料)おすすめランキング!最狭や広い業者を徹底比較」で解説しています。
マイナススワップが高い通貨ペアは避ける
FXでは異なる通貨間の金利差による調整金としてスワップポイントが付与されます。
通貨間の金利差がプラス(金利の高い通貨を買い金利の低い通貨を売る)であればプラススワップになり毎日スワップポイントを受け取れ、ポジションを保有しているだけで利益を得ることが可能です。
一方、金利差がマイナスになる場合にはマイナススワップ(金利の低い通貨を買い金利の高い通貨を売る)となり、毎日手数料が引かれてしまいます。
マイナススワップが大きいと、せっかく利益が出ていてもマイナススワップで利益が相殺されてしまう可能性があります。



短期売買であってもマイナススワップは無視できないコストです。
当日中に決済しない可能性があるのであれば、マイナススワップが大きな通貨ペアは避けた方が無難です。
取引量が多い通貨ペアや銘柄を選ぶ
取引量が多い通貨ペアや銘柄を選択した方がよいでしょう。
取引量が多い通貨ペアはスプレッドが狭く、約定しやすくなるためです。
USD/JPY(米ドル/円)やEUR/USD(ユーロ/米ドル)などの通貨ペアは世界中のトレーダーに取引されており、取引量の多い通貨ペアなので、スプレッドが狭く、約定力も非常に高くなっています。



取引量の少ない通貨ペアはスプレッドが広く約定しにくいので初心者にはリスクが高いといえます。
取引量の少ない通貨ペアは値動きが激しいので、少ない資金で大きな利益獲得を狙えますがリスクが大きくなります。
FXに慣れるまでは取引量の多い通貨ペアでトレードし、慣れてきたら取引量の少ない通貨ペアにもチャレンジしてみましょう。
適度なボラティリティがある銘柄や通貨ペアを選ぶ
ある程度ボラティリティがある通貨ペアを選択した方がよいでしょう。
ボラティリティとは値動きの変動幅のことです。
ボラティリティが大きいと利益を狙いやすくなりますが、損失のリスクも高まります。
一方ボラティリティが小さすぎるとリスクは低いものの利益が出しにくくなります。
そのため、初心者の方は適度なボラティリティがある通貨ペアを選択するのがベストです。
USD/JPY(米ドル/円)やEUR/USD(ユーロ/米ドル)は適度なボラティリティがある一方で、過度に相場が荒れるようなこともありません。



適度なボラティリティであればリスクをコントロールしつつしっかりと利益も狙えます。
取引に慣れるまでは過度にボラティリティがある通貨ペアではなく、安定的な値動きをする通貨ペアを選択した方が無難です。
なお、ボラティリティの大きさとスキャルピングは相性が良いので、試してみたい方は「海外FXのスキャルピングにおすすめ口座を徹底比較!禁止手法や勝てない原因も紹介」で解説している業者を利用してみてください。
関連するよくある質問
海外FXの銘柄や通貨ペアについて関連する質問に回答していきます。
- スワップフリーってどんな意味?
- ボラティリティが高い通貨ペアは何?
- レンジ相場が多い通貨ペアは?
- 海外FXのCFD取引に税金はかかる?
- CFDとFXの使い分け方法は?
- CFD取引の最低入金額はいくら?
- CFD取引は危ない?
スワップフリーってどんな意味?
スワップフリーとは日を跨いでポジションを保有してもスワップポイントが発生しないことです。
プラススワップもマイナススワップも発生しません。



スワップポイント狙いの方はスワップフリーの通貨ペアでは利益を出せないので注意しましょう。
スワップポイントで利益を狙うことができない一方、マイナススワップによるコスト増加のリスクもありません。
スワップポイントの計算や損益の変動を考慮する必要がないので、コスト管理を簡素化できる点はスワップフリーの大きなメリットです。
ボラティリティが高い通貨ペアは何?
ボラティリティが高い通貨ペアはマイナー通貨やエキゾチック通貨です。
これらの通貨ペアは取引量が少ないために、少しの要因で大きな変動を起こす傾向があります。
また、政情や経済が不安定のため、大きな政治的変化や急激な経済政策の変更などがおこなわれるリスクが主要国よりも高い点も変動が大きくなる要因です。



ボラティリティが高い通貨ペアはハイリスクハイリターンです。
米ドル/トルコリラ (USD/TRY)、米ドル/メキシコペソ (USD/MXN)、米ドル/南アフリカランド (USD/ZAR)などのマイナー通貨、英ポンド/円 (GBP/JPY)、英ポンド/豪ドル (GBP/AUD)などのエキゾチック通貨が該当します。
値動きが激しく、スプレッドも広く、流動性も低いことから、FX上級になるまでは取引を避けた方が無難です。
レンジ相場が多い通貨ペアは?
レンジ相場とは、価格が一定の範囲(レンジ)内で変動を繰り返し、明確な方向性が見られない状態を指す相場です。
レンジ相場が多い通貨ペアは取引量が大きく、金利差が少ないメジャー通貨ペアで、ユーロ/米ドル(EUR/USD)、米ドル/円(USD/JPY)などが該当します。
レンジ相場の通貨ペアは、レンジの範囲内で「サポートラインで買い、レジスタンスラインで売る」逆張りや、レンジをどちらかにブレイクアウトした際にその方向に順張りする戦略が有効です。



トレンドを見極めにくいものの、戦略を立てやすいのがレンジ相場の特徴です。
FX初心者の方はレンジ相場が発生しやすいメジャー通貨ペアで逆張りや順張りに慣れるのがおすすめです。
海外FXのCFD取引に税金はかかる?
海外FXのCFD取引で得た利益には税金がかかります。
日本では、海外FX業者を利用したCFD取引で得た利益は原則として「雑所得」に分類され、総合課税の対象となります。
他の所得と合算され所得に応じて5%〜45%までの税率が課税されます。



10%の住民税との合計で最大55%もの税率が課税されるので、海外FXで得た利益に課税される税金は高額です。
国内FXで得た利益は申告分離課税の対象となり、所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%の合計20.315%が課税されるので、海外FXは国内FXよりも税金が高くなるのが一般的です。
CFDとFXの使い分け方法は?
為替の変動に注目して投資をしたい場合はFXが適しています。
FXは世界の経済情勢や金融政策の動向に着目して通貨の変動から利益を得たい方におすすめです。
一方、多様な金融商品に投資したい方や為替以外の市場に魅力を感じる方はCFDの方が向いています。



初心者の方は比較的値段が安定しているFXでメジャー通貨をトレードするのがよいでしょう。
FXにもCFDにも多様な銘柄が用意されており、銘柄ごとにリスクは異なります。
銘柄ごとの特徴を理解して、自分にあった銘柄や通貨ペアをトレードしましょう。
CFD取引の最低入金額はいくら?
CFD取引の最低入金額は、利用する海外FXや口座によって異なります。
数千円から数万円程度で始められるところもあれば、まとまった金額が必要な海外FXも存在します。



トレードしたい銘柄やレバレッジ設定によっても必要な証拠金は変わってきます。
最低入金額は口座を保有しているFX業者へ確認しましょう。
CFD取引は危ない?
CFD取引には一定のリスクがあります。
CFDの銘柄の中には値動きが非常に激しい商品がありますし、CFDではレバレッジをかけられるので、瞬時にして証拠金を失ってしまう可能性があります。



リスクを考慮して、証拠金の維持率を高めにキープしたり、完全な余剰資金でトレードするなどの方法で対応することが重要です。
CFD取引よりもFXでメジャー通貨の取引をした方がリスクが低いので、最初はメジャー通貨ペアのトレードで慣れることをおすすめします。
まとめ
海外FXでおすすめの銘柄・通貨ペアについて解説してきました。
- 初心者はメジャー通貨ペアがおすすめ
- 上級者はマイナー通貨ペア・エキゾチック通貨ペアをトレードすることで大きな利益を狙える
- 自分の取引スタイルにあった通貨ペアや銘柄を選ぶことが重要
- マイナススワップの通貨ペア・取引量が少ない通貨ペアは避けた方が無難
- スプレッドが狭く、適度なボラティリティがある通貨ペアが初心者にはおすすめ
海外FXには数百〜1,000以上の銘柄が用意されています。
銘柄の中にはリスクが比較的低いものからリスクが大きいものもあるので、ご自身の投資レベルやスタイルに見合った通貨ペアを選択することが最も重要です。
まずは無理なくメジャー通貨ペアを1つか2つ選択し、トレンドの分析や観察に慣れてから、値動きが大きな銘柄でトレードするのがよいでしょう。
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