「海外FXの自動売買って本当に稼げるの?」
「自動売買やってみたいけど、やり方が難しそう…」
「どの業者なら自動売買ができる?」
海外FXの自動売買について、上記の疑問や不安をお持ちではないでしょうか?
自動売買は「知識がなくてもプロのトレードができる」と言われますが、「怪しいプログラムがある」という情報も多く、本当に自動売買でトレードしていいかわからないですよね?
自動売買は「優秀なプログラムの選び方、近い方次第」で活用できます。適切に活用すればFXの知識やトレードの時間を確保できない人でも利益を狙えます。

自動売買を活用することで時間や知識がない人でも専門的なトレードができます。
この記事では自動売買の仕組みや自動売買プログラムの選び方をご紹介します。
また、自動売買のメリット・デメリットや自動売買におすすめの海外FX業者についても紹介!
海外FXの自動売買が気になる方はぜひご覧ください。
なお、海外FX業者の総合ランキングは「海外FX業者おすすめランキング13選【2025年最新】優良で人気の海外口座を比較」で解説しています。
海外FXの自動売買(EA)とは?
海外FXの自動売買とはEA(Expert Adviser)と呼ばれる自動売買プログラムを使用して、FXのトレードをおこなう取引手法です。
自動売買のプログラムのことを自動売買(EA)と呼ぶのが一般的です。
基本的に自動売買(EA) は海外FXで使用される取引プラットフォームである、MT4(MetaTrader4)・MT5(MetaTrader5)にインストールして使用します。



自動売買(EA)は海外FX業者が提供しているのではありません。
自動売買(EA)はさまざまな場所で公開されており、例えば自動売買(EA)のマーケットであるMQL5では12,000以上公開されており自由にインストールできます。
日本語で特徴や利用者のレビューが公開されているので、特徴やレビューを確認しながら好きな自動売買(EA)を選ぶことが可能です。
自動売買(EA)ではアルゴリズム分析した売買ルールやストラテジーが設定されています。
- 過去の値動き
- チャートパターン
- テクニカル分析等
これらの情報を分析して取引ルールを決定します。
自動売買(EA)によって売買ルールやストラテジーは異なります。
海外FXの2つの取引方法
海外FXには主に次の2つの取引方法があります。
- 自動売買
- 裁量取引
自動売買
自動売買とは取引プラットフォームで公開されている自動売買(EA)をインストールしてシステムが自動でトレードする手法です。
自動売買(EA)によって取引ルールやストラテジーは異なるので、トレーダーは自動売買(EA)の特徴を確認し、自分に合った自動売買(EA)を選択して取引します。
自動売買ではあらかじめ取引ルール等を設定し、自動売買(EA)がルールに則って自動で売買します。
裁量取引
裁量取引とはトレーダーが自分の判断して自分の手で取引する手法です。
裁量取引ではチャートの動きを見ながら自分で判断できるので、急な相場変動にも対応でき、大きな利益を獲得できる場合もあります。
その一方で、トレードの最中はチャートに張り付いていなければなりませんし、FXに関する知識がなければ適切な判断ができない点はデメリットです。
海外FXの自動売買の2つの種類
海外FXで利用できる自動売買(EA)には次の2つの種類があります。
- 無料EA
- 有料EA
それぞれの自動売買A(EA)によって特徴が異なるので詳しく理解しておきましょう。
無料EA
無料EAは無料で公開されている自動売買(EA)です。
開発者が有料EAへ導く目的や、実績を作る目的で公開されるいるものも多いので、優秀なEAも数多く存在します。
実際に無料EAで利益を出しているトレーダーも存在しますので、無料だからといって有料よりも劣っているわけではありません。
無料で利用できる自動売買(EA)には次のような特徴があります。
- 導入費用がかからない
- 多様な戦略を試せる
- 悪質なEAも存在する



無料EAは導入費用をかけずに、さまざまなEAを試せる点がメリットです。
その一方で品質が悪いものや悪質なEAも存在するので、バックテストやフォワードテストを実施して品質を確認する必要があります。
有料EA
有料EAとは一括で購入するか、月額料金を支払うかのいずれかの方法でお金を支払って利用する自動売買(EA)です。
有料EAの料金はまちまちで、安いEAであれば50ドル以下で購入できますが、高価なものでは1,000ドル以上することもあります。
有料EAの特徴は次のとおりです。
- バックテストやフォワードテストの結果が公開されている
- 高度なロジックが組み込まれていることが多い
- パラメーター調整機能などのユーザーの自由度が高い
- 利用できる業者が多い
有料EAは無料EAよりもカスタマイズ性能が優れており、トレーダーが自由にパラメーターなどを設定できる点が特徴です。
また、バックテストやフォワードテストの結果が公開されているので、機能や成果などをあらかじめ比較して自分に合った自動売買(EA)を選択できます。



無料EAは利用できるFX業者が限られているものも多いですが、有料EAは多くのFX業者で利用できます。
ただし、有料だからといって無料EAよりも確実に成果を出せるとは限りません。
海外FX業者が自動売買に向いている理由
海外FX業者は自動売買でのトレードに向いていると言われますが、その主な理由は次の2点です。
- 利用できる自動売買システムが多い
- ハイレバレッジで取引できる
なぜ海外FX業者は自動売買に向いているのか詳しく解説していきます。
利用できる自動売買システムが多い
海外FX業者の多くは取引プラットフォームとしてMT4とMT5を採用しています。



MT4とMT5では非常に多くの自動売買(EA)をインストールできます。
一方、国内のFX業者ではMT4やMT5を使用せずに独自の取引プラットフォームを提供しているので、公開されている自動売買(EA)を利用できません。
公開されている無数の自動売買EAに対応できる点が、海外FX業者が自動売買向いていると言われる大きな理由です。
ハイレバレッジで取引できる
海外FX業者で取引すると1,000倍を超えるようなハイレバレッジで取引することが可能です。
レバレッジが高いので少ない証拠金で多くの利益を狙えます。
FX初心者の方でも、自動売買とハイレバレッジ取引を組み合わせることで、少ない元手で大きな利益を期待できます。
一方、国内のFX業者にはレバレッジの制限があります。



国内のFX業者は最大25倍のレバレッジ制限があります
国内のFX業者はレバレッジが低いので、少ない元手では大きな利益を狙うことはできません。
海外FXはハイレバレッジ取引ができるので、自動売買で大きな利益を狙うのに適しています。
【スマホ対応】海外FXの自動売買におすすめの業者5選
海外FX業者の中で自動売買に対応しており、自動売買で取引しやすいと評判の業者は次の5社です。
それぞれの業者の特徴や自動売買におすすめの理由について詳しく解説していきます。
XMTrading


XMTradingは最大レバレッジ1000倍でスプレッドも狭い業者なので、ハイレバレッジで自動売買をしたい方に向いています。
また、条件を満たせばVPSの利用が無料になるので、自動売買には最適な業者だといえます。



無料VPSを利用すればPCの電源を落としているときも自動売買ができます。
海外FX業者の中では最も規模が大きく知名度も高いので海外FX業者に不安を感じている方にも向いています。
口座開設だけで13,000円分のボーナスを受け取れるので、まずはXMTradingに口座解説し、ボーナスで自動売買を試してみましょう。
Vantage


Vantageは運営業者の信頼性が非常に高い海外FX業者です。
24時間日本人によるサポート、10年以上の運営実績と、海外FX業者に不安を抱えているトレード初心者の方も比較的安全に利用できます。



最大2000倍のレバレッジに対応しているので、自動売買にハイレバレッジ取引を希望する方に向いています。
約定率が99.99%と業界最高水準でスプレッドも狭いのでスキャルピングの自動売買(EA)を利用した方にもおすすめです。
口座開設ボーナス15,000円、初回入金ボーナス最大75,000円が付いているので、まずはボーナスで自動売買を試してみるとよいでしょう。
Exness


Exnessは業界初の無制限レバレッジを採用しています。
数ある海外FX業者の中でも最もハイレバレッジで取引できる業者です。
米ドル/日本円、ユーロ/日本円などの人気の通貨ペアでスプレッドが固定されているので、自動売買(EA)でドル/円などのメジャーな通貨ペアの取引をしたい方に向いています。



人気の通貨ペアでスプレッドを抑えられます。
スプレッドが低いロースプレッド口座とゼロ口座などの口座であればスキャルピングEAで利益を出しやすくできます。
自動売買(EA)でコストを抑えてハイレバレッジ取引をしたい方は、ぜひExnessで口座を作成してみてください。
AXIORY


AXIORYはスプレッドが業界最狭水準の業者として有名です。
AXIORYの公式サイトでは約定力の実績が公開されており約定力には定評があるため、スリッページも発生しにくくなっています。
また、人気の通貨ペアは1日の大部分でゼロスプレッドとなっているので、スキャルピング系の自動売買(EA)を利用したい方に向いています。



スプレッドが発生しない時間で取引すればスキャルピングで利益を出しやすくなります。
さらに最大2000倍のレバレッジを設定できるので、自動売買でハイレバレッジ取引をしたい方にも向いています。
取引環境が安定している業者なので、自動売買で安定した環境で取引したい方はAXIORYに口座開設してみましょう。
BigBoss


BigBossは最大2,222倍が設定できる業界トップクラスのハイレバレッジ取引が可能な業者です。
少ない資金で資金効率の高い運用が可能です。
MT4とMT5の両方の取引プラットフォームに対応しているので、操作感や利用したいインジケーターの種類や使いたい自動売買(EA)に合わせて選べます。
International Business Magazineでいくつも受賞しているので業者の安全性は非常に高いといえます。
15,000円の口座開設ボーナスや、13,700ドルの100%入金ボーナスなど、キャンペーンも豊富です。
まずは口座開設をして、15,000円のボーナスで自動売買を試してみるとよいでしょう。
海外FXで自動売買の始め方・やり方
海外FXで自動売買をおこなう際の流れは次のとおりです。
- 必要なものを準備する
- 自動売買ソフト(EA)をフォルダに入れる
- 自動売買ソフト(EA)を取引プラットフォームに反映させる
- 取引プラットフォームで自動売買の設定を許可する
- 「パラメータータブ」で注文方法を設定する
自動売買でトレードする流れを詳しく解説していきます。
①取引を始める前に準備するもの
海外FX業者で自動売買をする際にはあらかじめ次の準備をしておきましょう。
- FXをトレードするPC
- MT4またはMT5をインストール
- 自動売買(EA)を選ぶ
- VPS
MT4やMT5はPCにインストールして使用するので、トレードに使用するPCにMT4またはMT5をインストールしましょう。
また、自動売買(EA)はパソコンを起動している時にはしか動きません。
パソコンの電源をずっと入れっぱなしにしないためには、VPS(仮想専用サーバー)を利用する必要があります。



VPSとはユーザーが自分専用のサーバーのように利用でき、専用のCPU、メモリ、ストレージを割り当てるサービスです。
VPSで自動売買をすればVPS内で自動売買(EA)が動くので、PCの電源を入れっぱなしにする必要はありません。
②自動売買ソフト(EA)をフォルダに入れる
自動売買(EA)のソフトをマーケットからインストールします。
マーケットでインストールするにはアカウントが必要です。
まずは、MQL5に新規登録をおこないましょう。


アカウントを作成したらMQL5で自動売買ツールを探します。


画面上部のマーケットをクリックしMT4の自動売買をおこなう場合は画面左側のMetaTrader4 エキスパートを選択し、MT5の自動売買ツール探す場合はMetaTrader5 エキスパートを選択します。



MQL5は日本語対応なので、簡単に詳細を確認できます。
対応しているプラットフォームの自動売買(EA)が表示されるので、日本語表示を選択して詳細を確認しながら好きな自動売買(EA)を選びましょう。
③自動売買ソフト(EA)を取引プラットフォームに反映させる
選択した自動売買(EA)をMT4やMT5のプラットフォームに反映させる方法はとても簡単です。
まずは、MQL5で任意の自動売買EAを選択し、購入する(有料の場合)またはダウンロードボタン(無料の場合)をクリックします。


ポップアップ画面で「MT4を持っている」または「MT4をダウンロードする」と表示されるので「MT4を持っている」を選択するとMT4に自動的に自動売買EAがインストールされます。
④取引プラットフォームで自動売買の設定を許可する
取引プラットファームにインストールされた自動売買(EA)は、ナビゲーターメニューに「エキスパート・アドバイザー」に格納されています。
これをドラック&ドロップしてチャートへ移動することでチャートに自動売買(EA)が反映されました。


次にMT4の設定で自動売買(EA)の使用を許可します。


画面上部のタブから「自動売買を許可する」ボタンを押下することで、取引プラットフォームでの自動売買が許可されます。
⑤「パラメータータブ」で注文方法を設定する
最後に自動売買(EA)の注文方法を設定します。
「パラメータータブ」を開き、取引の注文方法等を設定をすることで、設定は完了できます。



どのような注文方法にするのかは任意で決められます。
自動売買(EA)のルールに則って、注文方法を設定しましょう。
海外FXで自動売買をするメリットとおすすめの理由
海外FX業者で自動売買をするメリットや自動売買がおすすめの理由は次のとおりです。
チャートから目を離して取引を任せられる
自動売買(EA)を使用してトレードすることで、チャートに張り付いていなくても取引を継続できます。
自動売買(EA)ではあらかじめ設定した注文方法に則ってシステムが自動的に売買してくれるためです。
FXはタイムリーに動くチャートから次の動きを予測して売買をおこなうので、長期投資やスイングトレードなどの中長期投資以外はチャートから目を離せません。



「普段はチャートに張り付いている時間がない」という方が、スキャルピングやデイトレードで利益を出すことは困難です。
しかし自動売買(EA)を利用すれば、システムがルール通りに自動で取引してくれるので、チャートに張り付いている時間がない方もトレードできますし、値動きが大きくなる深夜や早朝に寝ている間も取引できます。
感情を排した取引ができる
自動売買(EA)はあらかじめ取り決めたルール通りに取引をおこなえます。
システムが無機質にルール通りに注文をおこなうので、感情を排した取引が可能です。
投資は損切りや利確も感情を排してルール通りにおこなうのがよいとされています。
例えば、予想に反して含み損が出たタイミングは「もう少し待てば反転するかもしれない」という論理的な根拠のない感情が生じることがあります。
そしてポジションを持ち続けた結果、損失が拡大してしまい「もっと早く損切りすればよかった」と後悔するケースは珍しくありません。
また、損失を取り戻すために「自分で決めたルールよりも多くのポジションを持ってしまう」というケースもあります。



自動売買なら感情がルールを歪める心配はありません。
ついつい感情に引っ張られて利益を出せないという方も、自動売買(EA)であれば、あらかじめ定めたルール通りの取引ができます。
初心者でも専門家の戦略で取引できる
自動売買(EA)は投資初心者の方でも専門家の戦略で取引ができます。
自動売買(EA)は投資の専門家が取引ルールやストラテジーを設定しているためです。



あらかじめ専門的なストラテジーや注文ルールが定められており、誰でもプロのロジックでトレードできます。
FX投資にはテクニカル分析やファンダメンタル分析などの知識が必要ですが、自動売買(EA)を利用すればこのような専門的な知識がなくても、専門家と同じルールやストラテジーで取引可能です。
理由できるソフトが多い
自動売買(EA)はMQL5にアップロードされているソフトだけで12,000以上と言われています。
MQL5にアップロードされている自動売買(EA)は、MT4またはMT5でしか利用できません。
そして、海外FX業者のほとんどがMT4またはMT5を取引プラットフォームとしているので、海外FX業者は数多くの自動売買(EA)の利用が可能です。
国内のFX業者はMT4やMT5などは使えず、独自のプラットフォームを利用しているので、MQL5にアップロードされているソフトを利用できません。
海外FX業者は国内FX業者と比較して利用できる自動売買(EA)が圧倒的に多いという点がメリットです。
簡単に分散投資ができる
自動売買(EA)を利用しれば簡単に分散投資ができます。
自動売買(EA)にストラテジーや注文ルールを決めておけば、自動で複数の通貨ペアに分散して投資をおこなってくれます。
自分で取引をおこなう裁量取引でも分散投資をすることは可能です。
しかし、裁量取引の場合は通貨ペアが多いと注文の手間がかかりますし、複数の通貨ペアのチャートに張り付いていなければならないので管理がとても大変です。
急な値動きに対応できないこともあります。
分散投資をおこなってリスクを軽減したい方にも自動売買(EA)はメリットがあります。
テスト成績を参考にプログラムを選べる
自動売買(EA)はバックテストやフォワードテストを実行できます。
- バックテスト:過去の為替レートに自動売買の設定を適用した場合の成績
- フォワードテスト:自動売買(EA)を実際の相場で運用した場合の成績
自動売買(EA)では上記のテストを入念に実行できるので、テストの成績を確認にプログラムを選択できます。
また自動売買(EA)によってこれらのテスト成績を公表しているので、テストの成績を比較しながら自社にあった自動売買(EA)を選ぶことが可能です。



自動売買(EA)は利用前に運用の成績を確認できます
なお、すべてのソフトでバックテストやフォワードテストが利用できるわけでなく、有料版のみテスト可能となっているものも多いので注意しましょう。
自分でプログラムを作成できる
自動売買(EA)は自分で自分だけのプログラムを作成することもできます。
FXの知識や比較的簡単なプログラムの知識さえあれば、自分の取引ルールで自分のオリジナルの自動売買(EA)を作成することが可能です。
自作の自動売買(EA)を作っておけば仕事などでチャートに張り付いていることができないタイミングでも、自作の自動売買(EA)が自分のトレード方法で自動的にトレードをおこなってくれます。



自作の自動売買(EA)で自分の取引ルールで自動的に売買できます。
自分のプログラムを作っておけば、忙しい時や深夜や早朝にトレードしたいタイミングで活用でき便利です。
海外FXで自動売買取引をするデメリット
海外FXで自動売買をすることには次のようなデメリットもあります。
海外FX業者で自動売買取引をするデメリットを詳しく解説していきます。
急な市場動向に対応できない
自動売買(EA)はあらかじめプログラムされている注文ルールとストラテジーに則って売買をおこなうものです。
そのため想定していないような急な相場の変動があった場合には対応できない場合があります。
戦争や紛争が起きたときや、重要な経済指標を発表するタイミングなどは、市場に大きな変動があることがあります。
しかし、このようなタイミングで自動売買(EA)が利益を出したり損失を回避したりするのは困難です。



自動売買(EA)は想定外の大きな相場変動への対応は得意ではありません。
あらかじめ、損失を一定範囲内に抑えられるようストップロスの設定をしたり、裁量トレードと並行でトレードできる自動売買(EA)を利用するなど、急な変動があった場合に備えることが重要です。
プログラムの設定が難しい
自動売買(EA)はプログラムの設定が初心者には難しく感じられるものがあります。
自分にあった設定ができるようになるには専門用語を習得し、取り扱いに慣れないと初心者には困難なツールもあります。



設定が難しいからといって怠ると、思わぬ損失が生じることがあるので、設定を理解してからトレードしてください。
自動売買(EA)の中には、初心者用に設定サポート機能がついているものもあります。
設定や自動売買(EA)の取り扱いに自信がない方は、初心者向けの設定サポートが充実しているEAを選びましょう。
FX業者のサポートを受けられない
自動売買(EA)の取り扱い方等は海外FX業者のサポートを受けることはできません。
海外FX業者が提供しているMT4やMT5を使用していても、FX業者はすべての自動売買(EA)の取り扱いに習熟しているわけではありません。
マーケットには誰でも自動売買(EA)を公開できますし、日々新しい自動売買(EA)がアップロードされているので、FX業者もその都度すべての使い方を理解しているわけでないためです。



海外FX業者が自動売買(EA)を作っているわけではないので注意してください。
自動売買(EA)の使い方などについてカスタマーサポートへ相談しても、返答がないまま放置されることも珍しくありません。
悪質なソフトが存在する
自動売買(EA)の中には悪質なプログラムも存在します。
- バックテストデータの捏造
- プロトレーダーなどの実績を偽装している
- リスクが高い戦略のみに依存している
- 「誰でも稼げる」「初心者でも簡単にプロの運用」
- エントリーな決済のロジックを公開しない
このような自動売買(EA)を使用してしまうと、購入代金が無駄になってしまうだけでなく、他のEAであれば利益を出せるような局面においても含み損が拡大するリスクがあります。
デモ口座での試用期間を設けるなど、安全性を確認できる仕組みを持っている自動売買(EA)を使用するのがおすすめです。
必ず勝てるわけではない
自動売買(EA)を使用したからといって必ず勝てる訳ではありません。
相場が想定以上に急変した場合には、自動売買(EA)では対応できず大きな含み損を抱えたりロスカットになってしまうこともあります。
また、無数に存在する自動売買(EA)はすべてストラテジーや取引ルールが異なるので、同じ局面でも自動売買(EA)が異なれば利益を出せることもあれば損失が生じることもあります。



必ず勝てる自動売買(EA)は存在しません。
自動売買(EA)は完璧ではありません。
「自動で取引できるから」と任せきりにするのではなく、必ず運用状況を確認し、成果が出ていないのであれば別の自動売買(EA)に変えるなどの対応をとりましょう。
海外FXの自動売買が向いている人の特徴
海外FXでの自動売買には次のような人が向いています。
海外FXの自動売買に向いている人の特徴を解説します。
海外FXの取引に自信がない方
海外FXの取引に自信がない方は自動売買が向いています。
海外FXは1000倍以上のハイレバレッジで取引ができるハイリスクハイリターンの投資です。



ハイレバレッジの海外FXは損失が発生するリスクが国内業者よりも高くなります。
自動売買(EA)を使用すれば、FXに対する経験がなくても、プロや専門家のストラテジーで構成されたプログラムが自動で売買してくれます。
「海外FXのハイレバレッジ取引には興味があるけど経験がないから怖い」という方に自動売買は向いています。
FX取引をしている人の時間がない
FX取引をしている時間がないという方も自動売買が向いています。
基本的にFXトレードでおこなうときには、チャートに張り付いている必要があります。
しかし、仕事や子育てなどで「1日の中でチャートに張り付いていられる時間がない」という方も多いのではないでしょうか?
裁量取引の場合、チャートに張り付いている時間がなければデイトレードやスキャルピングで利益を狙うことは不可能です。
一方、自動売買であればチャートに張り付いていなくても、システムがチャートを監視して、あらかじめプログラムされたストラテジーと設定した注文ルールで自動で売買をおこなってくれます。



トレーダーに時間がなくても自動売買(EA)がチャートに張り付いてくれます
会社員の方や小さな子供を育てている方は1日の中でチャートに張り付いている時間の確保が困難ですが、自動売買であれば時間のない方も海外FXで利益を狙えます。
投資の知識がない方
投資の知識がない方にも自動売買が向いています。
海外FX業者は国内のFX業者よりも銘柄数が多いので、通貨ペアや銘柄に対する知識が国内業者でトレードするときよりも必要です。
自動売買(EA)はFX取引の知識や経験が豊富な専門家が自分の注文ルールやストラテジーが自動で再現できるようにプログラミングされたものです。
そのため、知識がない人でも経験豊富な専門家のロジックでトレードができます。
さらに自動売買(EA)はバックテストやフォワードテストなどで、その自動売買(EA)の性能を実際に確認したうえで自分のお金を動かせるので安心です。



自動売買(EA)はプロのロジックでトレードできる上、実際の市場環境で性能の確認までできます。
どんな人でも専門的なトレードができるので、投資の知識がない人にも自動売買は向いています。
感情でトレードしがちな方
感情的になってトレードをしてしまうことが多い方に自動売買は向いています。
「もう少し持っていれば含み損が回復するかもしれない」
「損失を取り戻したいからいつもよりも多くポジションを持とう」
このような願望でトレードをおこなうことで、基本的には損失はさらに拡大します。
たまに願望でトレードした結果、利益が出ることもありますが、それは偶然でしかありません。
そのため、FXではいかに感情を排してトレードするかが重要ですし、ハイレバ取引の海外FXではより重要になります。



自動売買でトレードすれば感情を排したトレードができます。
あらかじめ設定したルール通りにしかトレードできないのが自動売買なので、「感情に流されてしまうことが多い」という方に向いています。
海外FXで利用できる優秀なEAの特徴
海外FXで利用できる自動売買(EA)で優秀なものには次のような特徴があります。
取引を任せられる優秀な自動売買(EA)の4つの特徴について詳しく解説していきます。
バックテストで利益率が上がっている
バックテストで利益率が上がっている自動売買(EA)を選択しましょう。
バックテストとは過去の相場の動きをEAに当てはめてどの程度の利益が出るのかをテストする機能です。
過去の相場に当てはめて一貫して利益率が上がっている自動売買(EA)は優秀だといえます。
過去のさまざざまな相場の値動きに対して柔軟に対処して利益を上げ続けられるためです。
一方、利益が出ていたとしても、その変動が激しかったり、利益率が低い自動売買(EA)はリスクがあります。



利益率の変動が激しい自動売買(EA)は急な相場変動時に対処できない可能性があります。
バックテストで利益率が一貫して上昇している自動売買(EA)は相場変動に対応できる優秀なプログラムだと判断できます。
PFが1.3以上
PE(プロフィットファクター)が1.3以上の自動売買(EA)も優秀だといえます。
PE(プロフィットファクター)とは「総利益額÷総損失額」で計算される、どれだけ効率より利益を出せるかを示した指標です。



PEが1以上あればその自動売買(EA)は利益を出せて、PEが1未満は利益を出せていないということです。
PEが1以上の自動売買(EA)を選択するのはもちろんですが、優秀な自動売買(EA)を使いたいのであればPE1.3以上が目安だといわれています。
PE1.3以上でバックテストで利益率の上昇が続いている自動売買(EA)であれば、相場の変動に対して柔軟に対処して、総合的に利益を上げられる優秀な自動売買(EA)だと判断できます。
最大ドローダウンが10%以下
最大ドローダウンが10%以下の自動売買(EA)も優秀だといえます。
最大ドローダウンとは、資産が最大からどの程度落ち込んだのかを示す指標です。
例えば最大ドローダウンが50%の自動売買(EA)は、資産が最大時から半分になったということです。
最大ドローダウンが大きい自動売買(EA)ほど含み損が拡大し損切りになるリスクが高くなります。
一方で、最大ドローダウンが小さい自動売買(EA)は予測と外れた動きをした際に含み損が大きくなるリスクが少ないといえます。



最大ドローダウンが小さい自動売買(EA)ほど相場変動時の含み損のリスクを抑えられます。
予測とは異なる動きをした際の損失をできる限り抑えたいのであれば、最大ドローダウン10%以下の自動売買(EA)を選択するのがおすすめです。
ただし、あまりにも最大ドローダウンが小さいとローリスクローリターンとなり、利益を上げにくくなる点にも注意してください。
1,000回以上の総取引数がある
総取引数が1,000回以上の自動売買(EA)を選択しましょう。
バックテストの利益率やPEの数字がいかに優秀でも、試行回数が少なければ自動売買(EA)の性能が本当によいのかは不透明です。



取引回数が多くPE等の数値が優秀な自動売買(EA)は信頼できます。
バックテストの利益率やPEの数字とともに取引回数も必ず確認するようにしてください
年間100回以上、総取引数1,000回以上が目安です。
海外FXで自動売買する際の注意点
海外FXで自動売買する際には次の点に注意してください。
海外FXで自動売買を利用する際の注意点を解説します。
スキャルピングに対応している業者であることを確認する
海外FX業者がスキャルピングに対応している業者であることを必ず事前に確認しておきましょう。
スキャルピングとは数秒〜数分に1回で売買を繰り返して少額の利益を積み重ねるトレード手法です。
スキャルピングが禁止されている海外FX業者で自動売買(EA)がスキャルピングをおこなうと、出金禁止や口座凍結などのペナルティが課されるリスクがあります。
そのため、あらかじめスキャルピングが禁止されていないかどうかを確認しましょう。
なお、海外FX業者の中にはスキャルピングに関する基準を明示していないところもあるので注意が必要です。



スキャルピングの基準を公開していない業者は口コミを確認しましょう。
「自動売買(EA)がスキャルピングした結果出金拒否されてしまった」なんてことがないように必ずスキャルピングOKの海外FX業者を利用してください。
十分な資金を用意する
自動売買でトレードする際には十分な資金を用意しておきましょう。
資金に余裕がないと急な相場変動時にロスカットとなってしまうリスクが高いためです。
海外FXはハイレバレッジ取引ができるので、少ない元手でも大きな利益を習うことが可能です。
その一方で、少しの値動きでロスカット水準の含み損に達してしまうので、ある程度資金的な余裕がないと柔軟なトレードができません。



自動売買はチャートを見ていなくても24時間トレードをおこなってくれるので、その分ロスカットのリスクも高くなります。
すぐにロスカットになることがないよう、証拠金には余裕を持たせておきましょう。
自動売買だからといって放置しない
自動売買だからといって放置ないようにしましょう。
自動売買は確かにチャートに張り付いていなくても、自動売買(EA)があらかじめ設定されたストラテジーや注文ルールに基づいて取引をおこなってくれます。
しかし自動売買(EA)が相場変動時や経済指標発表前に必ずしも対応できるわけではありません。



放置した結果、想定以上に含み損が広がっている可能性もあります。
定期的にモニタリングして、現在の市場環境などに自動売買(EA)が対応できているかを確認し、パラメーターの調整などをおこなうことが必要になります。
またプラグラムやシステムのエラーなどが起こる可能性もあるので、必ず定期的に確認するようにしてください。
自動売買が認められている業者を利用する
自動売買が認められている海外FX業者を利用するようにしてください。
海外FX業者の中には、自動売買での取引が認められていない場合があります。
MT4やMT5で利用が認められているからといって、海外FX業者で利用が認められているとは限りません。



業者では認められていなくても、取引プラットフォームでは自動売買できてしまうので注意が必要です。
利用が認められていない業者で自動売買で取引をしてしまうと、出金拒否や口座凍結などのペナルティが課されるリスクがあるので注意が必要です。
特にスキャルピング系の自動売買ツールについては、利用が認められていても取引回数などで制限が設けられていることも多いので、利用前に規約や口コミを必ず確認するようにしてください。
小ロットからはじめる
自動売買ツールを利用する際には、小ロットから取引を始めることをおすすめします。
自動売買が必ず儲かるとは限りません。
そのため、最初から大きなロットで取引して大きな利益を狙うのではなく、最初は小ロットで自動売買(EA)を試した方がよいでしょう。
小ロットで安定的に利益を出せると評価できたら、追加でロット数を増やしていくのがおすすめです。



性能が見えない自動売買(EA)で最初から多くのロットの取引をするのはリスキーです。
特にFXや自動売買初心者の方にとっては、自動売買(EA)の設定や調整に慣れることそのものに時間がかかります。
操作や取引環境に慣れるまでは小ロットで取引し、慣れてきたらロット数を増やしていくことをおすすめします。
関連するよくある質問と回答
海外FXでの自動売買に関連する質問に回答していきます。
海外FXの自動売買はスマホでも運用できる?
スマホ対応の自動売買ツールは増えていますが、MT4/MT5の自動売買(EA)をスマホ単体で完全に運用するのは困難です。
なお、自動売買(EA)でトレードするためには基本的にVPS(仮想サーバー)やPCでの設定が必要ですが、VPSの稼働状況や確認や停止などの操作をスマホからおこなうことは可能です。
設定や操作をスマホで設定することは難しいですが、稼働状況の確認であれば職場などの外出先でおこなうことができます。
FX自動売買は「おすすめしない」と言われる理由は?
自動売買をおすすめしない意見には、「過去のデータに依存しすぎる」「相場急変に対応できない」「詐欺的なEAが存在する」などの理由があります。
実際に自動売買を利用したからといって必ず儲かるわけではありません。
また、運用者の知識不足による損失リスクも高いため、安易に導入しないよう注意が必要です。
自動売買(EA)の調整方法や設定方法をしっかりと理解し、リスクも考慮したうえで導入してください。
本当におすすめできる海外FXの自動売買(EA)はありますか?
実績を確認でき成果が出ている自動売買(EA)がおすすめです。
ただし、継続して利益を上げ続けられる自動売買(EA)は多くありません。
そのため「どんな自動売買(EA)であれば信頼できるのか」と自分の視点で選択することが重要です。



自動売買A(EA)は無数に存在するので、自分の目で信頼できるEAを選べるようになることが大切です。
PF1.3以上、最大ドローダウン10%以下、総取数1,000回以上などの数値的な条件をクリアしており、開発者が信頼できる自動売買(EA)を選択しましょう。
FX自動売買でおすすめのEAランキングはありますか?
自動売買(EA)のマーケットであるMQL5には12,000以上の自動売買(EA)が公開されています。
ここでは、利用者の口コミと評価が星1〜5で掲載されています。
ここから評価の高い自動売買(EA)を選択することが、最も客観的に利用者の高い自動売買(EA)を選べる方法です。
MQL5はサイト全体が日本語対応していますし、利用者の評価も日本語に翻訳されています。



実際に利用した人の口コミを参考にするのがおすすめです。
口コミや評価だけを参考にするのではなく、PEや最大ドローダウンなどの指標も参考にして優良な自動売買(EA)を選択できるようになりましょう。
「勝てる本物」のFX EAを見極めるポイントは?
「勝てる本物」の自動売買(EA)を見極めるポイントは次のとおりです。
- Myfxbookなどが公開している実績を確認する
- 長期間(1年以上)の実績を確認する
- サポート体制が充実している
Myfxbookとは、海外FX業者の取引ツールや自動売買(EA)の成績などを自動で収集し、その情報の管理・分析ができるツールのことです。
自動売買(EA)の実績を公開しているサイトは多くので、参考にしてみましょう。
また、相場には変動があるので短期的な実績だけで評価するのは危険です。
最低でも1年以上の長期の実績を確認し、相場変動を乗り越えて安定的に利益出せているかを確認しましょう。
優秀な海外EAとはどんなもの?
優秀な海外EAの特徴は次のとおりです。
- 明確なトレードロジック
- ローリスク運用が可能
- 複数通貨ペアに対応
- 定期的なアップデートが行われている
トレードのロジックやストラテジーがわかりやすく、リスクを抑えた運用や調整ができるツールを利用することで安心してトレー時できます。
また、対応している通貨ペアが多い方が取引のオプションは広がるでしょう。
アップデートをおこなっていないツールは、市場環境の変化に対応できない可能性が高いので、避けた方がよいでしょう。
「海外FX EAおすすめ」と検索して出てくるEAは信用できますか?
「海外FX EAおすすめ」検索し、上位に表示されている自動売買(EA)がすべて信頼できるわけではありません。
アフィリエイト目的で上位表示されるケースも多いためです。
そのため、検索結果だけを鵜呑みにするのではなく、実績公開や利用者のレビューを確認して総合的に判断することが大切です。
まとめ
海外FXの取引プラットフォームであるMT4とMT5では自動売買(EA)が利用できます。
最後に記事の内容をまとめます。
- MT4・MT5に自動売買ツールをインストールすることで簡単に自動売買できる
- 自動売買であればチャートに張り付いていなくても専門的なトレードができる
- 自動売買ツールには無料のものと有料なものがある
- 自動売買ツールは必ず儲かるとは限らない
- 実績を確認し、自分で信頼できる自動売買(EA)を見つけることが重要
- 自動売買だからといって放置するのはNG
自動売買ツールはマーケットで公開されているものだけで12,000以上あり、その中には高額なものから無料なものまで無数にあり、怪しいプログラムも存在します。
大切なのは、自分の目で自分に合った信頼できる自動売買(EA)を見つけられるようになることです。
実績を慎重に確認して信頼できるツールを探すとともに、最初は小ロットで性能を確認することも重要です。
自動売買だからといって必ず儲かることはありませんし、放置することもできません。
定期的にモニタリングして、「自分の取引の一部を任せる」程度の感覚であればとても便利に利用できるので、チャートに張り付いている時間がない方は自動売買の利用を検討してみましょう。
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