海外FXのスワップポイントを比較！計算方法や両建てについても解説

2025年2月3日

海外FXのスワップポイントは、2つの通貨間の金利差から生じる損益のことです。

高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで利益を得られる海外FXのスワップポイント取引は、国内FXと比べて高いレバレッジを活用でき、豊富な取扱通貨ペアにより少額から効率的に利益を狙えます。

この記事では、海外FXのスワップポイントの仕組みや計算方法、おすすめの業者などを解説していきます。

この記事で分かること

海外FXのスワップポイントの仕組みと計算方法
スワップポイントが高い海外FX業者ランキング
海外FXのスワップポイント運用法・稼ぐコツ
通貨ペア別で海外FX口座のスワップ比較

スワップポイントが高いおすすめの海外FX業者

海外FXでスワップポイント運用を行う際、高いスワップポイントを提供する業者を選ぶことが重要です。

ここでは、2025年最新の情報に基づいて、スワップポイントが高い海外FX業者のおすすめランキングを紹介します。

ランキング	海外FX業者	主要通貨ペアの平均スワップ	特徴
1位	Vantage	1,726円	・高スワップ・低スプレッド・豊富な通貨ペア
2位	XM Trading	1,517円	・安定したスワップ・充実のボーナス・スワップフリー対応
3位	FXGT	1,275円	・高いレバレッジ・ボーナス制度充実・取引コスト低め
4位	ThreeTrader	1,137円	・メジャー通貨に強い・低スプレッド・豊富な取引ツール
5位	Exness	995円	・全口座タイプ対応・スワップフリー可能・取引環境安定

以上のランキングを踏まえて、各業者の詳細なスワップポイント情報と特徴を見ていきましょう。

Vantage

Vantageは海外FX業者の中でも特に高水準のスワップポイントを提供しており、トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨ペアで高い収益が期待できます。

通貨ペア	買いスワップ	売りスワップ
ドルトルコリラ	16,767円	-18,147円
ドル円	1,726円	-2,201円
ユーロ円	912円	-2,844円

Vantageの主な特徴は以下の通りです。

Vantageの特徴

高スワップポイント：特にUSDTRY、EURMXNで高水準
レバレッジ：最大500倍
取扱通貨ペア：50種類以上
スプレッド：USDJPYで0.8pips〜

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（Vantage公式サイト）

XM Trading

XM Tradingは日本人トレーダーに人気の海外FX業者で、安定した高スワップポイントと充実したボーナス制度が特徴です。

通貨ペア	買いスワップ	売りスワップ
ドルトルコリラ	9,430円	-26,213円
ドル円	1,517円	-5,291円
ユーロ円	679円	-2,961円

XM Tradingの主な特徴は以下の通りです。

XM Tradingの特徴

高スワップポイント：主要通貨ペアで安定して高水準
レバレッジ：最大888倍
取扱通貨ペア：55種類
スプレッド：USDJPYで0.2pips〜
スワップフリー口座：KIWAMI極口座で対応
口座開設ボーナス：13,000円

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（XMTrading公式サイト）

FXGT

FXGTは海外FX業者の中でも豊富なボーナス制度が特徴で、少額からスワップポイント運用を始められます。

通貨ペア	買いスワップ	売りスワップ
ドルトルコリラ	2,424円	-19,518円
ドル円	716円	-3,341円
ユーロ円	273円	-1,194円

FXGTの主な特徴

入金ボーナス：最大140万円
レバレッジ：最大1000倍
取扱通貨ペア：50種類以上
スワップフリー：プロ口座で対応
口座開設ボーナス：7,777円

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（FXGT公式サイト）

ThreeTrader

ThreeTraderはメジャー通貨ペアのスワップポイントが高く、特にドル円やユーロ円などのクロス円取引に強みを持つ海外FX業者です。

通貨ペア	買いスワップ	売りスワップ
ドル円	1,861円	-3,947円
ユーロ円	754円	-2,105円
ポンド円	1,621円	-3,345円

ThreeTraderの主な特徴は以下の通りです。

ThreeTraderの特徴

メジャー通貨ペアの高スワップ
レバレッジ：最大1000倍
取扱通貨ペア：60種類
スプレッド：業界最狭水準
両建て取引：可能

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(ThreeTrader公式サイト)

Exness

Exnessは全口座タイプでスワップフリー取引が可能な海外FX業者で、イスラム圏のトレーダーにも人気があります。

特徴	内容
スワップフリー対象	全通貨ペア
レバレッジ	無制限
取扱通貨ペア	107種類以上
追加機能	コピートレード可能

以上の海外FX業者の中から、ご自身の取引スタイルに合った業者を選択することをおすすめします。

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（Exness公式サイト）

海外FXのスワップポイントとは？

海外FXのスワップポイントは、2つの通貨間の金利差から生じる損益のことです。

例えば、日本円(低金利)とメキシコペソ(高金利)のペアで取引を行う場合、メキシコペソを買い、円を売るポジションを持つことで、プラスのスワップポイントを得ることができます。

海外FX業者によってスワップポイントの金額は異なりますが、一般的に以下のような特徴があります。

特徴	詳細
高レバレッジ	海外FXは国内FXに比べて高いレバレッジを提供するため、少額の資金でも大きなスワップポイントを得られる可能性があります。
通貨ペアの豊富さ	海外FX業者は多様な通貨ペアを取り扱っているため、高金利通貨を含む様々な組み合わせでスワップポイント運用が可能です。
スワップフリー口座	一部の海外FX業者では、一定の条件下でスワップポイントが発生しない口座タイプを提供しています。

スワップポイントの仕組みを解説

海外FXのスワップポイントの仕組みは、各国の政策金利の差から発生します。

通貨	政策金利	特徴
トルコリラ	45.00%	最も高金利な通貨の一つ
メキシコペソ	11.25%	比較的安定した高金利
米ドル	5.50%	基軸通貨
日本円	0.10%	低金利通貨の代表

例えば、トルコリラ円取引では以下のようなスワップポイントが発生します。

トルコリラを買い、円を売る場合：プラスのスワップポイント
トルコリラを売り、円を買う場合：マイナスのスワップポイント

スワップポイントの計算方法

海外FXのスワップポイントの計算方法は、取引する通貨ペアによって異なります。

計算方法の種類	計算式	対象通貨ペア
クロス円の場合	スワップポイント × 100	USD/JPY, EUR/JPY など
クロス円以外の場合	スワップポイント × 100 × 決済通貨の円換算レート	EUR/USD, GBP/USD など

具体的な計算例を見てみましょう。

ドル円(USDJPY)の場合

スワップポイント：5
通貨単位：10万通貨
計算式：5 ÷ 10万通貨 × 10万通貨 × 100 = 500円

ドルトルコリラ(USDTRY)の場合

スワップポイント：926.85
トルコリラ/円レート：4.71円
計算式：926.85 × 4.71 = 4,365円

注意点として、海外FX業者によって以下の違いがあります。

スワップポイントの単位（1万通貨あたり、10万通貨あたりなど）
スワップポイントの付与タイミング
週末をまたぐ場合の処理方法

スワップポイントが高い通貨ペア

海外FXでスワップポイント運用を行う際は、以下のような高金利通貨ペアを選択すると効果的です。

通貨ペア	特徴	リスク
TRY/JPY (トルコリラ円)	最も高いスワップポイント	為替変動が大きい
MXN/JPY (メキシコペソ円)	比較的安定した金利差	中程度の変動性
ZAR/JPY (南アフリカランド円)	安定した高金利	新興国通貨特有のリスク
AUD/JPY (豪ドル円)	先進国通貨で安定	変動は比較的小さい

海外FXのスワップポイント運用法・稼ぐコツ

海外FXでスワップポイントを効率的に稼ぐためには、いくつかのコツがあります。

金利差の大きい通貨ペアで運用する

スワップポイントを最大化するためには、金利差の大きい通貨ペアを選択することが重要です。

通貨ペア	買いスワップ（平均）	金利差の特徴
トルコリラ円	16,767円	最大の金利差
メキシコペソ円	1,113円	安定した金利差
南アフリカランド円	1,020円	中程度の金利差

ただし、以下のリスクにも注意が必要です。

為替レートの変動リスク
新興国通貨特有の政治経済リスク
流動性の低さによるリスク

スワップポイントの高い海外FX業者を利用する

同じ通貨ペアでも、海外FX業者によってスワップポイントは大きく異なります。

業者名	特徴	スワップの強み
Vantage	高水準のスワップ	トルコリラ系
XM Trading	安定した水準	メジャー通貨
ThreeTrader	クロス円に強い	円系通貨ペア

業者選びのポイント

複数の業者のスワップポイントを比較する
定期的にスワップポイントの変更をチェックする
スプレッドや取引コストも考慮する
業者の信頼性や安全性を確認する

複数の通貨ペアに分散投資してリスクヘッジ

海外FXでスワップポイント運用を行う際は、リスク管理のために複数の通貨ペアに分散投資することをおすすめします。

通貨ペア	投資配分例	特徴	リスク度
トルコリラ円	30%	高スワップ・高リスク	★★★
豪ドル円	30%	中程度のスワップ・安定的	★★
ドル円	20%	低スワップ・安定	★
ユーロドル	20%	主要通貨ペア・流動性高	★

このように分散投資することで、以下のメリットが得られます。

一つの通貨ペアの急激な変動による影響を軽減
異なる金利水準の組み合わせによるリスク分散
市場環境の変化に応じた柔軟な調整が可能

海外FXの通貨ペア別スワップポイント比較

ここでは通貨ペア別で、各海外FX業者のスワップポイントを比較し、その特徴を解説します。

ドル円(USDJPY)のスワップ一覧

海外FX業者	買いスワップ	売りスワップ
ThreeTrader	1,861円	-3,947円
XM Trading	1,517円	-5,291円
Vantage	1,251円	-3,966円
FXGT	716円	-3,341円

ドル円のスワップポイントの特徴は以下の通りです。

ドル円のスワップポイントの特徴

買いポジションでプラスのスワップポイントが得られる
売りポジションではマイナスのスワップポイントが発生
業者間で比較的大きな差がある

ユーロドル(EURUSD)のスワップ一覧

ユーロドル(EURUSD)は、世界で最も取引量の多い通貨ペアです。

海外FX業者	売りスワップ	買いスワップ
ThreeTrader	334円	-3,944円
TitanFX	244円	-2,632円
XM Trading	156円	-5,291円
Vantage	129円	-3,968円
FXGT	66円	-3,343円

ユーロドルのスワップポイントの特徴は以下の通りです。

ユーロドルのスワップポイントの特徴

現在は売りポジションでプラスのスワップポイントが得られる
買いポジションではマイナスのスワップポイントが発生する
金利差が小さいため、スワップポイントの絶対値は比較的小さい

ポンドドル(GBPUSD)のスワップ一覧

海外FX業者	売りスワップ	買いスワップ
ThreeTrader	-220円	-321円
FXGT	-447円	-676円
XM Trading	-460円	-581円
TitanFX	-516円	-740円
Vantage	-546円	-701円

ポンドドルの特徴は以下の通りです。

ポンドドルの特徴

多くの業者で買い・売り両方のポジションでマイナススワップが発生
スワップポイントの絶対値は比較的小さい
業者間の差が小さい

このように、ポンドドルはスワップポイント投資には不向きな通貨ペアといえます。

ユーロ円(EURJPY)のスワップ一覧

ユーロ円は、ユーロと円の金利差を反映したスワップポイントが特徴的な通貨ペアです。

海外FX業者	買いスワップ	売りスワップ
ThreeTrader	754円	-2,105円
Vantage	747円	-2,088円
XM Trading	679円	-2,961円
TitanFX	659円	-1,439円
FXGT	273円	-1,194円

ユーロ円のスワップポイントの特徴は以下の通りです。

ユーロ円のスワップポイントの特徴

買いポジションでプラスのスワップポイントが得られる
売りポジションではマイナスのスワップポイントが発生する
ドル円に比べてスワップポイントの絶対値が小さい

ポンド円(GBPJPY)のスワップ一覧

海外FX業者	買いスワップ	売りスワップ
ThreeTrader	1,621円	-3,345円
XM Trading	1,252円	-4,458円
Vantage	1,033円	-3,258円
TitanFX	1,020円	-2,313円
FXGT	642円	-18.81円

ポンド円の特徴は以下の通りです。

ポンド円の特徴

比較的高いボラティリティ
魅力的なスワップポイント水準
業者間でスワップポイントの差が大きい

ドルトルコリラ（USDTRY）のスワップ一覧

ドルトルコリラは、海外FXの中でも最も高いスワップポイントが期待できる通貨ペアの一つです。

海外FX業者	売りスワップ	買いスワップ
Vantage	16,776円	-18,147円
XM Trading	9,430円	-26,213円
TitanFX	4,134円	-18,097円
FXGT	2,424円	-19,518円
ThreeTrader	2,003円	-12,058円

ドルトルコリラの特徴は以下の通りです。

ドルトルコリラの特徴

売りポジションで高額なスワップポイントが得られる
買いポジションでは大きなマイナススワップが発生
為替レートの変動が非常に大きい
政治経済リスクに要注意

海外FXのスワップポイントに関する注意点

ここからは、海外FXでスワップポイント運用を行う際の重要な注意点について解説していきます。

マイナスになることもある

スワップポイントは、以下のような状況でマイナスになることがあります。

マイナスになる主な理由	具体例
金利差の逆転	低金利通貨を買い、高金利通貨を売る場合
政策金利の変更	各国の中央銀行が金利を変更した場合
市場の流動性低下	取引量が少ない時間帯や市場環境

マイナススワップを避けるための対策は以下の通りです。

マイナススワップを避けるための対策

取引前に必ずスワップポイントを確認
高金利通貨を買い、低金利通貨を売る
スワップフリー口座の活用を検討
複数通貨ペアでリスク分散

経済イベントによってスワップが急変する可能性

海外FXのスワップポイントは、各国の金融政策や経済状況によって大きく変動することがあります。

影響を与えるイベント	スワップポイントへの影響	対策
中央銀行の金利決定会合	政策金利の変更で急激に変動	経済カレンダーでチェック
重要経済指標の発表	GDPやインフレ率で変動	発表前後でポジション調整
政治的イベント	選挙や国際紛争で不安定化	ニュースの定期確認
金融危機	急激な金利変更の可能性	ストップロスの設定

スワップは翌日以降に発生する

スワップポイントは、ポジションを翌日まで持ち越した場合にのみ発生します。

スワップポイント発生の重要ポイント

日本時間朝6時頃（夏時間）に付与
日本時間朝7時頃（冬時間）に付与
水曜日の取引は3日分付与
当日中の決済ではスワップ発生なし

スワップポイントのみでの出金はできない

海外FXでは、スワップポイントだけを単独で出金することはできません。

項目	出金可否	備考
スワップのみの出金	×	ポジション決済が必要
為替差益との合算出金	○	決済後に出金可能
ボーナスとの合算	△	業者の規約による

注意点

必ずポジションを決済する必要がある
決済後の確定利益として出金可能
業者によって出金条件が異なる
最低出金額の設定がある場合も

海外FX業者	対応口座	対象銘柄
Exness	全口座タイプ	全通貨ペア
XM Trading	KIWAMI極口座	一部通貨ペア
FXGT	プロ口座	一部通貨ペア

月収目標	必要資金の目安	前提条件
20万円	2,000万円〜	年利4〜10%
50万円	5,000万円〜	年利6〜12%

順位	業者名	買いスワップ
1位	ThreeTrader	1,861円
2位	XM Trading	1,517円
3位	Vantage	1,251円

海外FX業者	夏時間	冬時間
Vantage	6:00～6:05	7:00～7:05
XM Trading	5:59～6:05	6:59～7:05
ThreeTrader	5:59～6:01	6:59～7:01
FXGT	6:00～6:05	7:00～7:05

メリット	デメリット
為替変動リスクの軽減	スプレッドコストが2倍
ポジション管理が容易	証拠金が2倍必要
心理的な安心感	両建て禁止の業者も存在

海外FX業者	対応口座タイプ	対象銘柄	スワップフリー期間
Exness	全口座	・メジャー通貨ペア・貴金属・仮想通貨・株価指数	無期限
XM Trading	KIWAMI極口座のみ	・一部のFX通貨ペア・貴金属	無期限
FXGT	プロ口座のみ	・FX通貨ペア（3日または6日間）・エネルギー（3日間）・ゴールド（3日間）	3〜6日間

まとめ

海外FXのスワップポイント運用では、以下のポイントを押さえることが重要です。

高金利通貨ペアの選択で効率的な運用が可能
複数の通貨ペアに分散投資してリスク管理
スワップポイントの高い業者を選択
経済イベントによる急激な変動に注意
必要に応じてスワップフリー口座も活用

これらの点に注意しながら、ご自身の資金力とリスク許容度に合わせた運用を心がけましょう。

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この記事を書いた人

BITNAVI

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