Vantage Trading(ヴァンテージトレーディング)は、スプレッドが狭くプロトレーダーからも人気の海外FX業者です。
特にECN口座とプレミアム口座は、業界トップクラスの狭いスプレッドを提供しており、多くのトレーダーから高く評価されています。
編集部しかし、「本当にスプレッドは狭いのか」「口座タイプごとの違いや手数料はどうか」といった疑問を抱く方もいるでしょう。
そこで本記事では、Vantageのスプレッドを口座タイプ別・銘柄別に徹底解説し、他の海外FX業者との比較もしていきます。
Vantageのスプレッドや手数料が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
なお、Vantageの総合的な評判や評価が知りたい方は「Vantage Tradingの評判・口コミは?メリットやデメリット・出金拒否について解説」をご覧くださいね。
VantageTradingのスプレッドの特徴
FX取引におけるスプレッドとは、コストを左右する重要な要素です。
ここでは、Vantageが採用するスプレッドの仕組みや、口座タイプごとの具体的な違いを解説します。
- Vantageは変動制スプレッドを採用
- 口座タイプによってスプレッド・手数料が異なる
- 主要通貨ペアのスプレッド比較
それぞれの特徴を理解すれば、ご自身のトレードスタイルに最も適した口座を選び、取引コストを効果的に抑えられます。
Vantageは変動制スプレッドを採用
Vantage Tradingでは、市場の状況に応じて変動する「変動制スプレッド」を採用しています。
売値と買値の価格差が固定されておらず、取引量(流動性)によってスプレッドが広くなったり狭くなったりする仕組みです。



そのため、取引が活発な時間帯にはスプレッドが狭くなる傾向があります。
しかし、市場参加者が少なくなる日本時間の早朝や重要な経済指標の発表前後はスプレッドが広がりやすくなります。
取引を始める前には、MT4/MT5でリアルタイムのスプレッドを確認する習慣をつけましょう。
口座タイプによってスプレッド・手数料が異なる
Vantage Tradingは、トレーダーのニーズに対応するため3種類の口座タイプを提供しており、それぞれスプレッドと手数料が異なります。
| 口座タイプ | スタンダードSTP口座 | RAW ECN口座 | プレミアム口座 |
| 注文方式 | STP方式 | ECN方式 | STP方式 |
|---|---|---|---|
| 最小スプレッド | 1.0 pips~ | 0.0 pips~ | 0.0 pips~ |
| 取引手数料(FX) | なし | 往復$6 | なし |
| 初回最低入金額 | $50 | $50 | $3,000 |
| 最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 2000倍 |
| ボーナス | あり | あり | なし |
スプレッドが狭い順は、RAW ECN口座>プレミアム口座>スタンダード口座です。
RAW ECN口座はスプレッドが最も狭いですが、取引手数料が発生します。



しかし、手数料を含めたトータルコストはスタンダード口座よりも安くなるケースが一般的です。
シンプルな手数料体系を好むならスタンダード口座を、取引コストを最優先するならRAW ECN口座を選ぶと良いでしょう。
なお、Vantageの口座タイプについて詳しく知りたい方は「Vantageの口座タイプを徹底比較!各口座の特徴や選び方・注意点を解説」を参考にしてください。
主要通貨ペアのスプレッド比較
Vantageの口座タイプごとの取引コストの違いを、主要なFX通貨ペアで比較します。
以下の表は、RAW ECN口座の手数料(往復$6、0.6pips相当)をスプレッドに加算した、実質的なコストを示したものです。
| 通貨ペア | スタンダード口座 | RAW ECN口座 | プレミアム口座 |
| USD/JPY | 1.7 pips | 0.8 pips | 0.7 pips |
|---|---|---|---|
| EUR/USD | 1.8 pips | 0.7 pips | 0.6 pips |
| GBP/USD | 2.0 pips | 0.7 pips | 0.7 pips |
| XAU/USD | 3.4 pips | 1.3 pips | 1.8 pips |
表からもわかるように、RAW ECN口座は取引手数料を含めても、スタンダード口座よりトータルコストを大幅に抑えられます。



このコスト差は、特に短期売買(スキャルピングなど)をメインに行うトレーダーの利益に直結する重要な要素です。
プレミアム口座も非常に狭いスプレッドを提供していますが、最低入金額が$3,000と高額です。
そのため、スプレッド重視の方はまずはRAW ECN口座から試すことを推奨します。
VantageのFX通貨ペアのスプレッド一覧
Vantage Tradingでは、メジャー通貨から値動きの大きいエキゾチック通貨まで、世界中の多様なFX通貨ペアを取引できます。
ここでは、通貨ペアのカテゴリー別に、口座ごとのスプレッドを詳しく紹介します。
- メジャー通貨ペアのスプレッド
- マイナー通貨ペアのスプレッド
- エキゾチック通貨ペアのスプレッド
ご自身の取引戦略に合った通貨ペアを見つける参考にしてください。
メジャー通貨ペアのスプレッド
メジャー通貨ペアは、取引量が多く流動性が高いため、スプレッドが狭く安定しやすい特徴があります。
口座タイプ別の平均スプレッドは以下のとおりです。
メジャー通貨ペアのスプレッド
| 通貨ペア | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 2.05 pips | 1.04 pips |
| EUR/USD | 1.87 pips | 0.80 pips |
| GBP/USD | 2.00 pips | 0.82 pips |
| AUD/USD | 2.22 pips | 1.03 pips |
| USD/CAD | 2.45 pips | 0.95 pips |
| USD/CHF | 2.58 pips | 1.30 pips |
| NZD/USD | 2.37 pips | 1.03 pips |
特にRAW ECN口座では、業界最狭水準のスプレッドで取引が可能です。



さらに、時間帯によっては、ユーロドル(EUR/USD)などの通貨ペアでスプレッドが0.0 pipsになることもあります。
そのため、Vantageでスキャルピングを行うトレーダーにとって極めて有利な環境です。
マイナー通貨ペアのスプレッド
マイナー通貨ペアは、メジャー通貨と比べて取引量が少なく流動性が低いため、スプレッドが広くなる傾向があります。
マイナー通貨ペアのスプレッド一覧は次のとおりです。
マイナー通貨ペアのスプレッド
| 通貨ペア | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
|---|---|---|
| EUR/JPY | 3.70 pips | 1.47 pips |
| GBP/JPY | 4.20 pips | 1.40 pips |
| AUD/JPY | 3.50 pips | 1.63 pips |
| NZD/JPY | 7.47 pips | 1.70 pips |
| CAD/JPY | 6.27 pips | 1.60 pips |
| CHF/JPY | 4.23 pips | 2.20 pips |
| EUR/GBP | 1.85 pips | 1.15 pips |
| EUR/CHF | 2.95 pips | 1.70 pips |
| EUR/AUD | 3.35 pips | 1.55 pips |
| EUR/CAD | 3.10 pips | 1.90 pips |
| EURNZD | 4.20 pips | 1.70 pips |
| GBP/AUD | 4.00 pips | 2.30 pips |
| GBP/CAD | 4.90 pips | 2.25 pips |
| GBP/CHF | 4.35 pips | 1.50 pips |
| GBP/NZD | 4.95 pips | 2.35 pips |
| (AUD/CAD | 3.15 pips | 1.85 pips |
| AUD/CHF | 3.40 pips | 1.65 pips |
| AUD/NZD | 3.60 pips | 1.85 pips |
| NZD/CAD | 2.80 pips | 1.85 pips |
| NZD/CHF | 3.85 pips | 1.80 pips |
| CAD/CHF | 3.95 pips | 1.70 pips |



VantageのRAW ECN口座は手数料込みであっても、多くのマイナー通貨ペアを1.0pips台という狭いスプレッドで取引可能です。
したがって、メジャー通貨以外でも多様な通貨ペアの取引コストを効果的に抑えられます。
エキゾチック通貨ペアのスプレッド
エキゾチック通貨ペアには、新興国の通貨などが含まれます。
流動性が極めて低いため、価格変動が激しいのが大きな特徴です。
エキゾチック通貨ペアのスプレッド
| 通貨ペア | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
|---|---|---|
| USD/TRY | 306.9 pips | 196.9 pips |
| EUR/TRY | 412.3 pips | 238.3 pips |
| USD/ZAR | 173.9 pips | 159.3 pips |
| USD/MXN | 77.4 pips | 57.3 pips |
| USD/COP | 217.8 pips | 217.5 pips |
| USD/CZK | 630.0 pips | 565.4 pips |
| EUR/DKK | 199.3 pips | 116.9 pips |
| USD/DKK | 193.0 pips | 110.8 pips |
| EUR/SEK | 100.9 pips | 79.0 pips |
| USD/SEK | 127.4 pips | 87.8 pips |
| EUR/PLN | 63.3 pips | 46.0 pips |
| USD/PLN | 67.4 pips | 55.5 pips |
| EUR/NOK | 139.5 pips | 123.3 pips |
| USD/NOK | 128.0 pips | 93.9 pips |
| EUR/HUF | 199.5 pips | 135.8 pips |
| USD/HUF | 217.3 pips | 141.8 pips |
| EUR/CZK | 78.4 pips | 65.4 pips |
| SGD/JPY | 11.0 pips | 1.15 pips |
| USD/SGD | 106.4 pips | 11.0 pips |
| AUD/CNH | 6.2 pips | 3.1 pips |
| AUD/SGD | 2.4 pips | 2.2 pips |
| CHF/SGD | 4.8 pips | 3.45 pips |
| EUR/SGD | 8.0 pips | 7.3 pips |
| GBP/SGD | 3.7 pips | 2.85 pips |
| NZD/SGD | 2.3 pips | 2.15 pips |
| USD/BRL | 77.6 pips | 72.5 pips |
| USD/CLP | 53.8 pips | 47.7 pips |
| USD/IDR | 46.5 pips | 34.9 pips |
| USD/INR | 15.7 pips | 9.2 pips |
| USD/KRW | 24.8 pips | 19.2 pips |
| USD/TWD | 8.8 pips | 6.1 pips |



スプレッドはメジャー通貨やマイナー通貨よりも大幅に広く設定されています。
短期的な売買には不向きですが、スワップポイントを狙った長期的な取引戦略であれば、広いスプレッドコストを相殺できる可能性があります。
VantageのCFD商品のスプレッド一覧
Vantageは、FX通貨ペアに加えて、貴金属、株価指数、エネルギー、株式など、1,000種類以上の豊富なCFD商品を取り扱っています。
- 貴金属のスプレッド
- 株価指数のスプレッド
- エネルギーのスプレッド
- 株式CFDのスプレッド
- コモディティのスプレッド
- ETFsのスプレッド
- 債券のスプレッド
- 暗号資産取引のスプレッド
ここでは、主要なCFD商品のスプレッドをカテゴリー別に詳しく紹介していきます。
貴金属のスプレッド
Vantageでは、ゴールド(XAU/USD)やシルバー(XAG/USD)といった人気の貴金属CFDを取引可能です。
中でもゴールドは、RAW ECN口座で手数料を含めても非常に狭いスプレッドが提供されており、短期トレーダーにも適しています。
貴金属のスプレッド
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
| XAU/USD | 2.45 pips | 1.60 pips |
|---|---|---|
| XAU/JPY | 10.63 pips | 6.53 pips |
| XAU/EUR | 8.40 pips | 5.50 pips |
| XAU/AUD | 14.48 pips | 6.95 pips |
| XAG/USD | 3.58 pips | 3.33 pips |
| XAG/AUD | 6.55 pips | 4.58 pips |
| COPPER-Cr | 3.70 pips | 4.30 pips |
| XPT/USD | 54.83 pips | 53.00 pips |
| XPD/USD | 35.95 pips | 37.67 pips |
また、貴金属は最大1,000倍のレバレッジで取引できるため、少額から大きな利益を狙える点がメリットです。
株価指数のスプレッド
Vantageでは、日経225(JP225)やS&P500(US500)といった世界中の主要な株価指数CFDを取引できます。
株価指数のスプレッド
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
| DJ30.r | 23.08 pips | 23.68 pips |
|---|---|---|
| NAS100.r | 10.63 pips | 11.23 pips |
| SP500.r | 4.54 pips | 5.14 pips |
| Nikkei225 | 31.86 pips | 32.46 pips |
| JPN225ft | 56.75 pips | 57.35 pips |
| GER40.r | 35.53 pips | 36.13 pips |
| UK100.r | 32.20 pips | 32.80 pips |
| HK50.r | 5.56 pips | 6.16 pips |
| CHINA50.r | 2.77 pips | 3.37 pips |
| FRA40.r | 30.07 pips | 30.67 pips |
| EU50.r | 17.58 pips | 18.18 pips |
| SA40.r | 272.75 pips | 273.35 pips |
| BVSPX.r | 115.75 pips | 116.35 pips |
| USDX.r | 4.52 pips | 5.12 pips |
| VIX.r | 8.36 pips | 8.96 pips |
株価指数CFDの大きな特徴は、口座タイプによるスプレッドの差がほとんどなく、取引手数料も発生しない点です。



初心者でもコスト計算が簡単で、安心して取引を始められます。
また、最大500倍のレバレッジを活用すれば、少額資金からでも効率的にリターンを狙えます。
エネルギーのスプレッド
原油(WTI、Brent)や天然ガスなどのエネルギー商品も、Vantageが提供する魅力的なCFD銘柄です。
エネルギーのスプレッド
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
| USO/USD | 2.9 pips | 3.5 pips |
| UKO/USD | 2.9 pips | 3.5 pips |
| CL-OIL | 4.95 pips | 4.65 pips |
| UKO/USDft | 5.15 pips | 4.3 pips |
| NG-Cr | 1.1 pips | 1.7 pips |
| GAS-Cr | 2.6 pips | 3.2 pips |
| GASOIL-Cr | 6.1 pips | 6.7 pips |
エネルギーCFDは、RAW ECN口座を含むすべての口座タイプで取引手数料が無料となっています。



スプレッドのみで取引コストを算出できるため、初心者でも分かりやすいシンプルな料金体系です。
エネルギー市場は価格変動が大きいため、多くのトレーダーに収益を得るチャンスがあると言えるでしょう。
株式CFDのスプレッド
Vantageでは、アメリカ、日本、ヨーロッパなどの市場から、約800種類もの個別株をCFDとして取引できます。
株式CFDのスプレッド
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
| AAPL (Apple) | 10.7 pips | 11.3 pips |
|---|---|---|
| AMAZON | 21.0 pips | 21.6 pips |
| NVIDIA | 10.3 pips | 10.9 pips |
| TSLA (Tesla) | 18.7 pips | 19.3 pips |
| MSFT (Microsoft) | 24.0 pips | 24.6 pips |
| GOOG (Google) | 5.3 pips | 5.9 pips |
| META | 9.0 pips | 9.6 pips |
| JPM (JPMorgan) | 39.0 pips | 39.6 pips |
| Nikkei225 (9984.jp) | 0.7 pips | 1.3 pips |
| Toyota (7203.jp) | 2.9 pips | 3.5 pips |
株式CFDの取引手数料は、ECN口座の場合、株式の種類によって変動するので注意が必要です。



具体的には、米国株は手数料無料ですが、欧州株や豪州株では取引額に応じた手数料が発生します。
また、ポジションを翌日に持ち越すとマイナススワップが発生しやすいため、デイトレードなどの短期的な取引に適した商品と言えます。
コモディティのスプレッド
Vantageでは、小麦、大豆、コーヒーなどの農産物を中心としたコモディティ(商品先物)の取引も可能です。
これらの商品も、スタンダード口座とECN口座のどちらも取引手数料は無料です。
コモディティのスプレッド
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
| Wheat-Cr | 1.4 pips | 2.0 pips |
|---|---|---|
| Soybean-Cr | 1.9 pips | 2.5 pips |
| Coffee-Cr | 3.0 pips | 3.6 pips |
| Sugar-Cr | 5.1 pips | 5.7 pips |
| Cocoa-Cr | 10.0 pips | 10.6 pips |
| Cotton-Cr | 15.6 pips | 16.2 pips |
| OJ-Cr | 12.3 pips | 12.9 pips |
最大50倍のレバレッジで取引できるため、FXや株価指数とは異なる動きをするコモディティ市場へも、手軽に分散投資を行えます。
ETFsのスプレッド
ETF(上場投資信託)は、複数の株式や債券などを一つにまとめた金融商品であり、Vantageで多様な銘柄を取引できます。
ETFsのスプレッド(ポイント)
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
|---|---|---|
| ARKK | 0.1ポイント | 1.3ポイント |
| BND | 0.1ポイント | 1.3ポイント |
| EEM | 0.1ポイント | 1.3ポイント |
| GLD | 0.2ポイント | 1.4ポイント |
| QQQ | 0.4ポイント | 1.6ポイント |
| SPY | 0.1ポイント | 1.3ポイント |
注意点として、ECN口座でETFを取引する場合、1ロットあたり $12という取引手数料が発生します。
そのため、ETFの取引においては、手数料が無料のスタンダード口座のほうがトータルコストを抑えられるケースが多くあります。
債券のスプレッド
Vantageは、米国債や欧州債などの債券CFDも取り扱っています。
債券CFD取引の大きなメリットは、スタンダード口座とECN口座のどちらも取引手数料が無料である点です。
債券のスプレッド(ポイント)
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
|---|---|---|
| EUB10Y | 0.3ポイント | 0.3ポイント |
| USNote10Y | 0.5ポイント | 0.5ポイント |
| EUB30Y | 0.3ポイント | 0.3ポイント |
| EUB2Y | 0.3ポイント | 0.3ポイント |
| EUB5Y | 0.3ポイント | 0.3ポイント |
| EURIBOR3M | 3.9ポイント | 3.9ポイント |



加えて、多くの銘柄で0.3ポイントからという非常に狭いスプレッドが提供されています。
結果的にコストを気にせず、効率的に利益を追求することが可能です。
暗号資産取引のスプレッド
Vantageでは、ビットコインやイーサリアムを始めとする40種類以上の暗号資産(仮想通貨)CFDを取り扱っています。
暗号資産取引は、スタンダード口座とECN口座のどちらも手数料は無料です。
暗号資産取引のスプレッド
| 銘柄 | スタンダード口座 | RAW ECN口座 |
| BTC/USD | 240.15 pips | 240.75 pips |
|---|---|---|
| ETH/USD | 29.80 pips | 30.40 pips |
| BTC/JPY | 237.80 pips | 238.40 pips |
| ETH/JPY | 46.65 pips | 47.25 pips |
| SOL/USD | 5.40 pips | 6.00 pips |
| SOL/JPY | 158.20 pips | 158.80 pips |
| BNB/USD | 27.40 pips | 28.00 pips |
| MKR/USD | 210.10 pips | 210.70 pips |
| XLM/JPY | 206.50 pips | 207.10 pips |
| TRX/USD | 9.65 pips | 10.25 pips |
| LTC/USD | 10.50 pips | 11.10 pips |
| DOG/USD | 1.45 pips | 2.05 pips |
| XRP/USD | 8.30 pips | 8.90 pips |
| ADA/USD | 6.50 pips | 7.10 pips |
| DOT/USD | 8.60 pips | 9.20 pips |



口座タイプによるスプレッドの差がほとんどないため、どの口座でも同様の低コストで取引できます。
最大500倍のレバレッジを活用し、24時間365日変動する暗号資産市場での取引が可能です。
なお、Vantageの仮想通貨(暗号資産)について興味がある方は「Vantageの仮想通貨(ビットコイン)の買い方!レバレッジや手数料・取扱銘柄も紹介」を参考にしてください。
Vantageのスプレッドを確認・表示する方法
Vantageが採用する変動スプレッドは常に変化するため、取引前にはリアルタイムのスプレッドを確認しておくのがおすすめです。
ここでは、スプレッドを確認・表示する具体的な方法を2つ紹介します。
- 気配値に表示する方法
- 新規注文パネルに表示する方法
実際の数値は、取引プラットフォームのMT4/MT5や公式アプリを使って確認しましょう。
気配値に表示する方法
複数の銘柄のスプレッドを一度に比較したい場合は、MT4/MT5の「気配値表示」機能が非常に便利です。
PC版とスマホ版での表示方法は以下のとおりです。
MT4かMT5を起動し気配値を右クリック→「スプレッド」を選択します。


気配値の右側に表示される数値が現在のスプレッドです。


ただし、表示される数値は「ポイント」単位です。
pipsに換算するには10で割る(例:23は2.3pipsとなる)必要がある点に注意しましょう。
上記手順で現在のスプレッドを確認できれば、市場全体の流動性やボラティリティを掴みやすくなるでしょう。
新規注文パネルに表示する方法
特定の銘柄のスプレッドをより詳しく確認したい場合は、新規注文パネルからも可能です。
手順は、チャート上で右クリックし「新規注文」を選択するだけです。


注文パネルが開き、選択した銘柄の現在の売値(Bid)と買値(Ask)がリアルタイムで表示されます。


この売値と買値の差を計算することで、正確なスプレッドを把握できます。
自分で計算する手間はかかりますが、精密なエントリータイミングを図りたいトレーダーに適しています。
Vantageのスプレッドを他の海外FX業者と比較
Vantage Tradingのスプレッドが、他の海外FX業者と比較してどの程度の水準にあるのかは、業者選びの重要な判断材料です。
ここでは、多くのトレーダーが利用する「スタンダード口座」と、取引コストを重視するトレーダー向けの「ECN口座」の2つのタイプに分けて比較検証します。
- スタンダード口座のスプレッドを比較
- ECN口座のスプレッドを比較
競合他社とのスプレッドを比較することで、Vantageの優位性を確認しましょう。
スタンダード口座のスプレッドを比較
以下の表で、主要な海外FX業者のスタンダード口座スプレッドを比較しました。
| 海外FX業者 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
| Vantage | 2.0 pips〜 | 1.8 pips〜 | 2.0 pips〜 |
|---|---|---|---|
| Exness | 1.0 pips〜 | 0.9 pips〜 | 1.1 pips〜 |
| FXGT | 1.3 pips〜 | 1.1 pips〜 | 1.3 pips〜 |
| AXIORY | 1.4 pips〜 | 1.4 pips〜 | 2.2 pips〜 |
| Bigboss | 1.4 pips〜 | 1.4 pips〜 | 1.5 pips〜 |
結論として、Vantageのスタンダード口座のスプレッドは、競合他社と比較して平均的、あるいはやや広めの水準に位置します。



スプレッドの狭さだけを見ればExnessなどに劣ることは事実です。
しかし、Vantageのスタンダード口座は豪華なボーナスキャンペーンの対象となっているため、実質的な取引コストを抑えられます。
したがって、スプレッドの影響が少ない中長期のトレードや、ボーナスを活用したい初心者にとって使いやすい口座と言えるでしょう。
ECN口座のスプレッドを比較
VantageのRAW ECN口座は、他社のECN口座と比較しても業界トップクラスの狭いスプレッドを誇ります。
以下の表では、各社のECN口座について、取引手数料をスプレッドに換算して加えた「実質スプレッド」で比較しています。
| 海外FX業者 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
| Vantage | 0.8 pips〜 | 0.7 pips〜 | 0.7 pips〜 |
|---|---|---|---|
| Exness | 0.7 pips〜 | 0.7 pips〜 | 0.7 pips〜 |
| FXGT | 0.3 pips〜 | 0.3 pips〜 | 0.3 pips〜 |
| AXIORY | 1.2 pips〜 | 0.9 pips〜 | 0.9 pips〜 |
| TitanFX | 1.0 pips〜 | 0.9 pips〜 | 1.8 pips〜 |
VantageはFXGTやExnessと並ぶ、非常に競争力のあるスプレッドを提供していることが分かります。



さらに、多くの業者がECN口座をボーナス対象外とする中、VantageのRAW ECN口座はすべてのボーナスキャンペーンも利用可能です。
そのため、低スプレッドと豊富なボーナスを両立できるのは、Vantageの大きな魅力と言えます。
VantageTradingのスプレッドに関する注意点
Vantage Tradingで取引コストを抑え、有利にトレードを進めるには、スプレッドに関するいくつかの注意点を理解しておく必要があります。
- スタンダード口座のスプレッドは広め
- RAW ECN口座は取引手数料が発生する
- プレミアム口座はボーナスがない
- 日本時間早朝にはスプレッドが広がる
- 経済指標の発表前後はスプレッドが広がる
ここでは、Vantageで取引する際に特に注意すべき5つのポイントを解説します。
スタンダード口座のスプレッドは広め
Vantageのスタンダード口座は、他の口座タイプや競合他社に比べてスプレッドが広めに設定されています。
たとえば、主要通貨ペアのドル円(USD/JPY)で見ると、ECN口座やプレミアム口座が1.0pipsを切るのに対し、スタンダード口座は2.0pipsから設定されています。



つまり、1日に何度も取引を繰り返すスキャルピングなどの短期売買には不向きです。
しかし、取引手数料が無料でコスト計算が容易であるメリットもあります。
そのため、取引頻度が少ないデイトレードやスイングトレード、または海外FX初心者の方には使いやすい口座と言えるでしょう。
RAW ECN口座は取引手数料が発生する
VantageのRAW ECN口座は、最小0.0pipsからの非常に狭いスプレッドが魅力です。
しかし、スプレッドとは別に取引手数料が発生する点には注意が必要です。



FX通貨ペアと貴金属の取引では、1ロット(10万通貨)ごとに往復6ドルの手数料が発生します。
そのため、スプレッドと手数料を合算したトータルコストで判断しなければなりません。
ただし、手数料を加味しても、多くの場合スタンダード口座よりトータルコストは低く抑えられます。
プレミアム口座はボーナスがない
Vantageのプレミアム口座は、非常に狭いスプレッドと取引手数料無料という、優れた取引環境が魅力です。
しかし、プレミアム口座は各種ボーナスキャンペーンの対象外となっています。



口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用したい方は、スタンダード口座かRAW ECN口座を選択する必要があります。
さらに、プレミアム口座は最低入金額が3,000ドルと非常に高額です。
口座残高がこの額を下回ると利用できなくなるため、ある程度の資金力を持つ上級者向けの口座と言えるでしょう。
なお、Vantageのボーナスについては「Vantage Tradingのボーナス・キャンペーン一覧【2025年最新】」で詳しく解説しています。
日本時間早朝にはスプレッドが広がる
Vantageが採用する変動スプレッド制では、市場の取引量が少なくなる時間帯にスプレッドが広がりやすくなります。
特に注意すべき時間帯は、ニューヨーク市場が閉まり、東京市場が開く前の日本時間午前5時〜8時頃です。



この時間帯は世界的に市場参加者が減ることで流動性が著しく低下します。
そのため、スプレッドが通常時の数倍から数十倍に拡大するケースがあります。
予期せぬ損失を避けるため、特に初心者のうちはこの時間帯の取引を控えるのが良いでしょう。
経済指標の発表前後はスプレッドが広がる
アメリカの雇用統計など、市場に大きな影響を与える重要な経済指標の発表前後もスプレッドが拡大しやすいタイミングです。
主な原因は、多くのトレーダーが発表結果を見極めようと取引を控えるため、一時的に市場の流動性が低下する点にあります。



特に、発表の瞬間は相場が急変動することが多く、スプレッドも大きく広がります。
不意のコスト増を避けるためにも、重要な指標発表のタイミングを避け、市場が落ち着いてから取引を再開するのが良いでしょう。
関連するよくある質問
ここでは、Vantage Tradingのスプレッドや手数料に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- Vantage(ヴァンテージ)のゴールドのスプレッドは?
- Vantageのビットコインのスプレッドは?
- Vantageのドル円のスプレッドは?
- 取引手数料はいくら?
- Vantageに出金拒否の噂はある?
- Vantage Tradingの評判は?
口座選びや実際の取引を進める際の参考にしてください。
Vantage(ヴァンテージ)のゴールドのスプレッドは?
Vantageのゴールド(XAU/USD)のスプレッドは、口座タイプによって大きく異なります。
| 口座タイプ | スプレッド(目安) |
| スタンダード口座 | 3.4 pips |
|---|---|
| RAW ECN口座 | 1.3 pips |
| プレミアム口座 | 1.8 pips |
最も狭いのはプレミアム口座ですが、RAW ECN口座も手数料(往復$6)を含めた実質スプレッドは約 1.3 pipsと、非常に狭い水準です。



一方で、スタンダード口座のスプレッドは約 3.4 pipsと広めです。
そのため、ゴールドの短期売買を行うのであれば、低コストなRAW ECN口座またはプレミアム口座が圧倒的に有利と言えます。
Vantageのゴールドについては「Vantageのゴールド(金)について!レバレッジやスプレッド・取引時間を紹介」でも詳しく解説しています。
Vantageのビットコインのスプレッドは?
Vantageのビットコイン(BTC/USD)のスプレッドは、約240pips前後が目安です。
| 口座タイプ | スプレッド(目安) |
| スタンダード口座 | 240.15 pips |
| ECN口座 | 240.75 pips |
| プレミアム口座 | 240.75 pips |
ビットコイン取引の大きな特徴は、他のCFD商品と異なり、口座タイプによるスプレッドの差がほとんどない点です。



また、すべての口座で取引手数料も無料です。
したがって、どの口座タイプを選んでも、ほぼ同じ低コストでビットコインを取引できます。
Vantageのドル円のスプレッドは?
Vantageのドル円(USD/JPY)のスプレッドは、口座タイプによって違いますが、低コストで取引できるのは、RAW ECN口座とプレミアム口座です。
| 口座タイプ | スプレッド(目安) |
| スタンダード口座 | 1.7 pips |
|---|---|
| RAW ECN口座 | 0.8 pips |
| プレミアム口座 | 0.7 pips |
プレミアム口座は約 0.7 pips、RAW ECN口座も手数料を含めて約 0.8 pipsと、業界トップクラスの狭いスプレッドを誇ります。



一方で、スタンダード口座のスプレッドは約 1.7 pipsです。
そのため、ドル円の取引コストを最優先する場合は、プレミアム口座かRAW ECN口座を選ぶのが最適です。
取引手数料はいくら?
Vantageでは、スタンダード口座・プレミアム口座は原則として取引手数料は無料です。
一方、RAW ECN口座は、FX通貨ペアや貴金属の場合、1ロット(往復)あたり$6の手数料が発生します。
ただし、ETFsや一部の株式CFDなど、商品によって手数料体系が異なるため、取引を始める前に、各商品の詳細を確認しましょう。
Vantageに出金拒否の噂はある?
2025年10月現在、Vantage Tradingにおいて悪質な出金拒否があったという報告は見つかっていません。
ただし、一部のユーザーから出金が遅れるという口コミは確認されています。



出金が拒否されるケースとしては、利用規約に違反した取引(例:ボーナスの不正利用など)が原因である可能性が高いです。
したがって、ルールを守って取引している限り、出金に関して過度に心配する必要はありません。
Vantage Tradingの評判は?
Vantage Tradingは、以下の点で多くのトレーダーから高く評価されています。
- スプレッドの狭さ(特にRAW ECN口座、プレミアム口座)
- 最大2,000倍の高いレバレッジ
- 豊富なボーナスキャンペーン



特に、RAW ECN口座は低スプレッドとボーナスを両立できるため、大きな魅力とされています。
一方で、以下の点について指摘する声もあります。
- スタンダード口座のスプレッドが広めである
- 日本語サポートがまだ発展途上である
総合的に見ると、取引コストとボーナスを重視するトレーダーから支持を得ている業者と言えます。
まとめ
本記事では、Vantage Tradingのスプレッドと手数料について、口座タイプ別・銘柄別に詳しく解説しました。
Vantageが提供する3種類の口座タイプはそれぞれ異なる特徴があるため、事前に理解しておくのがポイントです。
どの口座タイプが良いか悩む場合は、コストとメリットのバランスが取れている「RAW ECN口座」がおすすめだと言えるでしょう。



また、現在Vantageでは、最大15,000円の口座開設ボーナスキャンペーンを実施中です。
この機会に口座を開設し、自己資金を使わずにVantageの優れた取引環境をぜひ体験してみてください。














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