- Bybitのショート(空売り)とは?
- Bybitのショートのやり方は?
- Bybitの証拠金・手数料は?
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引ではロングだけでなく、ショート(空売り)という手法を使って仮想通貨トレードができます。
ショートのやり方を覚えると投資戦略の幅がぐっと広がりますが、そもそもショートとはどんな取引方法で、どうやって行えばいいのかイマイチ分からないという方もいるはずです。
そこで本記事では、Bybitのショート(空売り)についてメリットやデメリット、実際のやり方などを徹底解説します。
これからBybitのレバレッジ取引でショートに挑戦してみようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
なお、まだBybitで口座を開設していない方は、「【2025年】Bybit(バイビット)のキャンペーン・ボーナス最新情報」で開催中のキャンペーンに参加してお得に口座開設してみてくださいね。
Bybit(バイビット)のショート(空売り)とは?
Bybit(バイビット)のショートとは、証拠金を担保に実際には持っていない仮想通貨の売り注文を出す取引方法のことです。
売りポジションを保有したあと、価格が下がったときに買い戻すことで利益を狙います。
例えば、ロングは仮想通貨を買って価格が上がったときに売却をして利益を出す方法ですが、ショートはその逆の手法というイメージですね。
実際には保有していない仮想通貨を売る注文を出すことから、別名「空売り」とも呼ばれています。
なお、ショートは証拠金を担保にしなければなりません。つまり、通常の現物取引ではショートはできないので注意しておきましょう。
ちなみに、Bybitでは期間限定で口座開設だけでもらえるボーナスキャンペーンを開催中です。

ショートに抵抗がある方でも口座開設ボーナスだけで取引すれば、比較的低リスクでショート取引を試すことができます。
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詳しくは「【2025年最新】Bybitの紹介コードは「71800」メリットやデメリット・おすすめを解説」を参考にしてくださいね。
Bybitでショート(空売り)するメリット
それでは、Bybitでショートをするとどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
- 最大で100倍のレバレッジをかけて取引できる
- 下落相場(トレンド)でも稼げる可能性がある
- ゼロカットにより証拠金以上の損失が発生しない
- 比較的安い手数料でショート(空売り)ができる
最大で100倍のレバレッジをかけて取引できる
Bybitは最大100倍のレバレッジをかけた取引が可能です。
日本の仮想通貨取引所では法令により、レバレッジ倍率は最大2倍までと決められています。
一方、海外取引所であるBybitは日本の法令対象になっておらず、日本の取引所よりもはるかに高いレバレッジで取引できるのは大きなメリットです。
例えば、証拠金が10,000円しかなくても、100倍のレバレッジをかければ100万円分の金額でトレードができます。
ただし、レバレッジは高くすればするほど、損失が出たときのリスクが大きくなるのも特徴です。
まずは口座開設時にもらえるボーナスを利用してショートを試してみることをおすすめします。
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関連:Bybit(バイビット)のレバレッジ取引のやり方!追証や手数料・証拠金についても解説
下落相場(トレンド)でも稼げる可能性がある
下落相場でも稼げる可能性があるのは、ショートをするメリットの1つです。
一般的な現物取引の場合、価格が下がっているときに仮想通貨を購入し、購入時よりも値上がりしたときに売却をして利益を狙いますよね。
その一方、ショートは購入時よりも価格が下がったタイミングで買い戻すことで利益を狙うため、上昇トレンドだけでなく下落トレンドでも稼げる可能性があります。



ショートの難易度はやや高いですが「どんな相場状況でも利益を出したい」と考えている人にとってはメリットの大きい手法です。
慣れてくれば現物取引やロングも同時に行いながら、相場状況を見てショートポジションも保有する、といったやり方もできます。
ゼロカットにより証拠金以上の損失が発生しない
Bybitではゼロカットシステムを導入しており、レバレッジ取引をしても証拠金以上の損失は発生しません。
ゼロカットシステムとは、ユーザーがレバレッジ取引をした際に口座残高がマイナスになるような損失が出ても、証拠金を上回る分の損失はBybit側が負担してくれる仕組みのことです。
簡単にいうと、レバレッジ取引をして大きな損失が出たとしても借金のリスクがないということですね。



上記のシステムのおかげで、ユーザーは借金の心配をせずにレバレッジ取引ができます。
もちろんショートポジションを保有したときもゼロカットシステムが採用されるため、証拠金以上の損失は出ません。
比較的安い手数料でショート(空売り)ができる
比較的安い手数料でショートができるのも利点の1つです。
Bybitの無期限先物の取引手数料はメイカーだと0.020%、テイカーだと0.055%に設定されています。
以下は他社の取引所とBybitの取引手数料を比較した表です。
仮想通貨取引所 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
---|---|---|
Bybit | 0.02% | 0.055% |
Phemex | 0.01% | 0.06% |
Bitget | 0.02% | 0.06% |
Kucoin | 0.02% | 0.06% |
比較してみると、Bybitの取引手数料は他社とほぼ同じ、もしくはやや安いことがわかりますね。
また、Bybitには特定の条件を満たすことで特典を受けられるVIPランクというものがあります。



ランクが上がると取引手数料はさらに安くなりますよ。
Bybitのような取引手数料が安い取引所を使うと、ショートをした際にも手数料で無駄な損失が出るのを防ぎやすいです。
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関連:Bybit(バイビット)の手数料は高い?出金や送金・レバレッジ・他社との比較一覧
Bybitのショート(空売り)のやり方
それでは、実際にBybitでショートをするやり方を解説します。
- Bybitで口座開設する
- 本人確認(KYC認証)を行う
- 証拠金を入金する
- 「デリバティブ」から取引したい通貨ペアを選択
- ショート(空売り)を発注する
①Bybitで口座開設する
まずはBybitで口座開設をしましょう。
口座開設は以下の手順で行います。
- Bybitの口座開設ページにアクセス
- 必要情報を入力し、メールアドレスもしくは電話番号で登録する
- Bybitから送られてくる認証コードを入力し、認証されると口座開設完了
口座開設に時間はかからず、通常は1~3分程度で終わります。
口座開設の詳しいやり方・手順は以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。


②本人確認(KYC認証)を行う
口座を開設したら、次に本人確認を行います。
Bybitでは本人確認を終わらせないと仮想通貨による入金ができないので、早めに済ませておきましょう。
本人確認をするには、以下のうちいずれかの書類の提出が必要です。
- 運転免許証
- IDカード(マイナンバーカード)
- パスポート
本人確認の詳しい手順については、以下の記事で紹介しています。


③証拠金を入金する
口座開設が終わったら、ショート取引用の証拠金を統合取引アカウントに入金しましょう。
入金方法はいくつかありますが、とくにこだわりがない場合は他の取引所から仮想通貨を送って入金する方法がおすすめです。
入金したいときは、まずBybitのトップ画面右上にある「入金」ボタンをクリックします。


次の画面になったら、入金したい通貨の種類とチェーンタイプをそれぞれ設定してください。


そうすると以下のように入金用のアドレスが表示されるので、そのアドレスをコピーします。


送付元となる取引所の送金画面で、コピーした入金用アドレスを貼り付けてください。
通貨の種類・ネットワーク・アドレスに間違いがないか確認し、問題なければ送金元の取引所画面で送金ボタンを押します。



少し時間を置いたあと、Bybit側の統合取引アカウントで着金が確認できれば入金完了です。
なお、送金時にネットワークやアドレスが間違っていると資産を失う可能性があるので、処理する前に全ての情報に間違いがないか必ず確認しておきましょう。
④「デリバティブ」から取引したい通貨ペアを選択
証拠金の準備ができたら、デリバティブ取引で通貨ペアを選択します。
例えば、無期限先物取引のBTC/USDTペアでショートをしたい場合、画面上部のメニューから「取引」→「先物」→「BTCUSDT」の順番でボタンを押してください。


そうするとBTC/USDTペアの取引画面に移ります。
画面左上にある通貨のシンボルマークあたりにカーソルを持っていくことで、他の取引ペアも選択可能です。
⑤ショート(空売り)を発注する
次に右側の項目で注文条件を設定し、ショート注文を発注します。


レバレッジ倍率は、画面右上の項目で設定可能です。
Bybitの場合、注文方法は以下の3種類があります。
注文方法 | 注文の特徴 |
---|---|
成行注文 | 注文を出したその場ですぐに注文が約定する |
指値注文 | あらかじめ設定した価格に達すると自動で注文が約定する |
条件付き注文 | 特定の条件を満たすと、成行もしくは指値注文が発動する |
利食い・損切りや注文数量などもすべて設定しましょう。
設定が完了したら、下にある赤いボタンの「売りで参入」をクリックして、ショートの注文は完了です。


設定に応じて注文が約定されると、決済するまではショートポジションを保有し続けることになります。
なお、緑の「買いで注文」ボタンを押すとロングポジションを持つことになるので、ショートをするときは必ず「売りで注文」のほうをクリックしてくださいね。
以上がBybitのショート(空売り)のやり方です。
Bybitのショート(空売り)に興味がある方は、まずはボーナスを利用して取引試してみましょう。
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なお、Bybitのショートやロングを含んだデリバティブ取引に関しては「Bybit(バイビット)のデリバティブ取引とは?やり方や入出金・現物との違い」で解説しているので併せて参考にしてください。
Bybitでショート(空売り)する際の注意点
続いて、Bybitでショートをする際の注意点を3つ紹介します。
- ショート(空売り)時には取引手数料がかかる
- 損切りラインを設定するのがおすすめ
- 証拠金維持率やロスカットに注意
ショート(空売り)時には取引手数料がかかる
Bybitでショートをする際には、取引手数料がかかります。
メリットの項目でも解説した通り、Bybitの先物取引における取引手数料はVIPランクゼロだとメイカーで0.02%、テイカーで0.055%です。
例えば、トレード金額が100万円の場合、メイカーで200円、テイカーで550円の手数料が発生します。
もし100万円のトレードを10回行った場合、取引手数料はメイカー注文で2,000円になる計算です。
Bybitの取引手数料は比較的安いとはいえ、金額やトレード回数によっては手数料だけで数千円以上の金額になることもあります。
実際にショートをする際は、こういった取引手数料のことも念頭に置いたうえで、証拠金の金額やレバレッジ倍率などを決めると良いでしょう。
損切りラインを設定するのがおすすめ
ショートをするときは、損切りラインを設定しておくことをおすすめします。
損切りとは?
損切りとは、損失が出ているポジションの決済をして損失を確定させることです。
ポジションを保有している通貨の価格がどこまで動いたら損切りするかをあらかじめ設定しておくことで、想定以上の損失が出るのを防げます。
ショートの場合、注文時の価格よりも通貨の価格が上がると損失が膨らんでいくので、どこまで価格が上がったら損切りをするかを設定しておきましょう。
損切りラインを設定したいときは、まず注文時の設定画面にある「利食い・損切り」にチェックマークを入れ、価格がいくらになったら損切りするかを入力します。


あとは下にある「売りで参入」ボタンを押せばOKです。
ちなみに、損益の管理をより徹底して効率的に稼ぎたいなら、損切りとあわせて利食い設定もしておくと良いですよ。
証拠金維持率やロスカットに注意
Bybitでショートをするときは、証拠金維持率やロスカットにも注意しましょう。
証拠金維持率は簡単にいうと、保有ポジションの維持に必要な証拠金に対する口座残高の割合のことをいいます。
Bybitのレバレッジ取引では証拠金維持率が一定の水準を下回ると、保有ポジションは強制的に決済される仕組みです。
この強制決済される仕組みのことを、ロスカットといいます。
証拠金維持率の計算式は下記の通りです。
有効証拠金÷必要証拠金×100
ロスカットは以下のような対策をすることで、ある程度は防げます。
- レバレッジ倍率を低めに設定しておく
- 証拠金を増やす
- ロスカット水準よりも先に決済されるよう損切り設定をする
- 保有ポジションの一部を決済する
ロスカットになって思わぬ損失が出ないよう、資金管理を徹底するよう注意してください。
関連するよくある質問と回答
ここからは、Bybitのショートに関連するよくある質問に回答します。
- Bybit(バイビット)のロングとショートの違いは?
- Bybitのマージン取引の返済のやり方は?
- Bybitの資金調達と現物の違いは?
- Bybitの無期限契約は手数料がかかる?
- Bybitの先物取引のやり方は?
- Bybitの1万円チャレンジとは?
- Bybitのマージン取引とは?
- ショートと空売りの違いは?
Bybit(バイビット)のロングとショートの違いは?
ロングは価格の値上がりを期待して買い注文を出すのに対し、ショートは価格の下落を期待して売り注文を出します。
それぞれの違いを以下にまとめました。
ポジション | 注文方法 | 利益の狙い方 |
---|---|---|
ロング | 買い注文を出す | 注文時よりも価格が上がったときに売り注文をすることで利益が出る |
ショート | 売り注文を出す | 注文時よりも価格が下がったときに買い注文を出すことで利益が出る |
Bybitのマージン取引の返済のやり方は?
Bybitのマージン取引では、借り入れた仮想通貨が統合取引アカウントにある場合、ポジションの決済後に自動で返済されます。
残高が足りていない場合は、手動での返済が必要です。
手動で返済するときは、統合取引アカウントの画面を開き「返済」ボタンをクリックします。


返済画面が立ち上がったら、返済する通貨を選択して「返済」ボタンをクリックしてください。


次の確認画面で内容を確認してから、最後に「確定」ボタンを押して返済完了です。
Bybitの資金調達と現物の違いは?
Bybitで資産を管理するアカウントは、資金調達アカウントと統合取引アカウントの2つがあります。
以前は現物・契約・USDCなど、いろいろなアカウントに分かれていました。
しかし、2024年9月以降は資金調達以外のアカウントは現物アカウントを含め、統合取引アカウントとして統合されています。
資金調達アカウントと統合取引アカウントの主な違いはこちらです。
アカウント | 用途 |
---|---|
資金調達アカウント | 仮想通貨の購入仮想通貨、法定通貨の入出金各種資産運用サービスローンチパッドNFT取引など |
統合取引アカウント | 現物取引、現物マージン取引無期限契約、先物契約オプション契約など |
資金調達アカウントは資産を管理するためのアカウントで、統合取引アカウントは実際に取引をするときに使うアカウントと把握しておくと良いでしょう。
関連:Bybit(バイビット)の資金調達率は高い?見方や計算方法・稼ぐ方法を解説
Bybitの無期限契約は手数料がかかる?
Bybitの無期限契約はメイカーだと0.020%、テイカーだと0.055%の手数料がかかります。
なお、取引手数料はVIPランクによって変わるので、詳細はBybitの公式サイトを確認してみると良いでしょう。
Bybitの先物取引のやり方は?
Bybitの先物取引は、以下の流れで行います。
- 先物取引のメニューを開いて通貨ペアを選ぶ
- 右側の項目で注文の詳細設定をする
- 「買いで参入」もしくは「売りで参入」をクリックして注文を出す
詳しい手順は本記事内の「Bybitのショートのやり方」の項目でも解説しているので、参考にしてください。
Bybitの1万円チャレンジとは?
Bybitの1万円チャレンジとは、手元に証拠金となる1万円を用意してBybitで仮想通貨トレードをし、資産をどこまで増やせるかに挑戦する企画のことです。
Bybitがイベント等を開催しているわけではなく、個人で「1万円チャレンジ」と題して上記のような企画を行っている人がいることから、ネットで度々話題になっています。
あくまでも個人が行っていることなので、もし「自分もやってみたい」と思った場合、すべて自己責任で行わなければなりません。
Xやネット上で検索すると1万円チャレンジをしている人が多数ヒットするので、気になる人はチェックしてみると良いですよ。
詳しくは「仮想通貨のビットコインを1万円分買ってみた!利益や税金など投資結果を解説」でも解説しているので参考にしてください。
Bybitのマージン取引とは?
Bybitのマージン取引とは、統合取引アカウントにある資産を担保にBybitから追加資金を借り入れて、現物にレバレッジをかけて取引をするサービスのことです。
従来の無期限契約との主な違いはこちら。
マージン取引 | 無期限契約 | |
担保となる資産 | アカウント内にある資産すべて | USDTやUSDC |
最大レバレッジ | 10倍 | 100倍 |
手数料 | 現物取引手数料借り入れ利息返済手数料 | デリバティブ取引手数料資金調達率 |
マージン取引ではBybitから仮想通貨を借り入れてレバレッジ取引を行う仕組みのため、あとから借り入れた資産を返済しなければなりません。
その他、通貨を借り入れている間の利息や返済時の返済手数料などが発生する点も、無期限契約との違いです。
ショートと空売りの違いは?
ショートと空売りは呼び方が違うだけで、意味は同じです。
どちらもレバレッジをかけて最初に売り注文を出し、価格が下がったタイミングで買い注文を出すことで利益を狙う手法を意味しています。
まとめ
Bybitでショートをするやり方を覚えれば、上昇トレンドだけでなく下降トレンドのときでも利益を狙えるようになります。
Bybitのショートは、最大100倍のレバレッジをかけられることに加え、ゼロカットシステムで借金のリスクもないので、投資初心者にもおすすめの取引手法です。
なお、ショートをするときは想定以上の損失が出ないよう、損切ラインの設定や証拠金維持率の確認などもしっかり行ってくださいね。
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