- 仮想通貨(ビットコイン)の先物取引とは?
- レバレッジ取引のやり方や勝ち方は?
- 先物取引におすすめの仮想通貨取引所は?
仮想通貨の先物取引は、将来の価格を予測して利益を狙える取引方法です。
先物取引では、レバレッジを効かせることで少ない証拠金で大きな取引ができます。価格の上昇だけでなく下落からも利益を得られるのが特徴です。
一方で、リスク管理を怠ると、損失が拡大しやすいというデメリットもあります。
本記事では、仮想通貨(ビットコイン)の先物取引について以下の内容を解説します。
これから仮想通貨やビットコインの先物取引にチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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仮想通貨(ビットコイン)の先物取引とは?
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引は、将来の指定した日時にビットコインを売買することを予め約束する取引です。
現物取引とは異なり、取引時点では実際の仮想通貨の受け渡しは行われません。買い手と売り手が契約するのみです。約束の期日になったら、契約時に決めた価格で取引が執行されます。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引の特徴としては、以下の通りです。
- 現物の受け渡しを行わない差金決済取引である
- 取引期限である「限月」が存在する
- レバレッジを効かせた取引が可能
- 安く買って高く売る以外に、高く売って安く買い戻すことで利益を狙える
また、仮想通貨の先物取引ができる取引所としては、以下の取引所が定番で人気です。
仮想通貨取引所 | 取り扱い暗号資産 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
Bybit | BTC、ETH、XRP、EOS他 | 100倍 |
MEXC | BTC、ETH、BCH、BSV他 | 200倍 |
先物取引は、仮想通貨投資の中でもリスクが高い取引です。
しかし、適切に取引を行えば大きなリターンが期待できる投資手法になります。
ちなみに、仮想通貨の先物取引は、別名「仮想通貨FX」と呼ばれることがあります。
仮想通貨FXに興味がある方は「仮想通貨FX・ビットコインFXの海外取引所おすすめランキング15選」を参考にしてください。
先物取引の基本的な仕組みを解説
先物取引は、将来の決まった期日(限月)に、予め定めた価格で売買取引を行う契約です。
売買する仮想通貨(ビットコイン)の価格は契約時に決定し、限月までは取引の証拠金のみをやり取りします。そして限月が到来すると、契約で定めた価格で自動的に売買が執行される仕組みです。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引の基本的な流れは、以下のようになります。
- 取引所で先物取引の口座を開設し、証拠金を入金する
- 売買するBTCの枚数、取引価格、限月を指定して注文する
- 注文が約定すると、新規建玉(ポジション)が成立する
- 限月到来か、ポジションを手仕舞うまでポジションを保有する
- 反対売買を行うか期日を迎えることで、ポジションが決済される
先物取引では、ロスカットルールや強制決済などのリスク管理が重要になります。
証拠金の額や建玉可能枚数にも制限があるため、各取引所のルールをよく確認しましょう。
なお、仮想通貨の先物取引を試したい方は「仮想通貨FXの入金・口座開設ボーナスキャンペーン最新情報」で紹介している取引所のボーナスを利用して無料体験してみましょう。
証拠金とレバレッジについて
先物取引に必要な証拠金とは、取引所に預ける担保のようなものです。
証拠金を多く預ければ預けるほど、その分より多くのビットコインを売買できます。この証拠金とポジションの価値の比率のことを、レバレッジといいます。
レバレッジが高いほど、少ない資金で大きな取引ができる反面、リスクも高くなります。
仮想通貨の先物取引では、各取引所によって規定の証拠金とレバレッジの上限が異なります。
仮想通貨取引所 | 最大レバレッジ |
---|---|
Bybit | 100倍 |
MEXC | 200倍 |
Bitget | 125倍 |
先物取引が初心者の方は、低レバレッジから始め、徐々にレバレッジを上げていく方法がおすすめです。
レバレッジが高すぎると、僅かな相場の変動でロスカットに達し、大きな損失を被る恐れがあります。
仮想通貨の先物取引のレバレッジについては「仮想通貨FXの最大レバレッジは?おすすめの海外取引所も紹介」で詳しく解説しているので参考にしてください。
先物取引のメリットとデメリット
仮想通貨先物取引には、現物取引にはないメリットがあります。一方で、リスクも高いためデメリットにも注意が必要です。
先物取引のメリットは以下の通りです。
- レバレッジ取引により、少ない資金で大きな利益を狙える
- 暗号資産の下落局面でも、売りから入れば利益を得られる
- 現物の受け渡しがないため、ウォレットの管理が不要
一方、デメリットとしては次のような点が挙げられます。
- 価格変動に伴うリスクが大きく、ロスカットで多額の損失が発生する恐れ
- レバレッジ取引のため、損失額が証拠金を上回る可能性がある
- 手数料やレバレッジ手数料などのコストがかかる
- 取引期限があり、無限にポジションを保有できない
仮想通貨の先物取引を行う際は、メリットやデメリットを十分に理解し、損失を最小限に抑えるリスク管理が大切です。
自己の資金に見合ったレバレッジ設定や、ロスカットラインを意識した注文設定を心がけましょう。
なお、仮想通貨の先物取引は海外取引所の利用がおすすめです。
日本人でも安全に先物取引ができる仮想通貨取引所は「日本人におすすめ!仮想通貨海外取引所ランキング【日本語対応】」で紹介しています。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引と現物取引の違い
仮想通貨の先物取引と現物取引は、どちらもビットコインなどの暗号資産の売買を行う点では共通していますが、取引の仕組みや目的に大きな違いがあります。
以下の表で、先物取引と現物取引の主な違いを比較してみましょう。
先物取引 | 現物取引 | |
---|---|---|
取引の目的 | 将来の価格変動から利益を得る | 暗号資産を実際に売買する |
取引の期限 | 限月(期限)が存在する | 期限はなく、無期限で保有可能 |
レバレッジ | あり(最大100倍以上) | なし |
取引の決済方法 | 差金決済(受渡決済は稀) | BTCや法定通貨での受渡決済 |
取引手数料 | 発生する(レバレッジ手数料など) | 発生しない(スプレッドのみ) |
先物取引は、将来のある一時点の価格を予測し、そこから利益を得ることを目的とした取引です。一方、現物取引は実際にビットコインを売買し、資産として保有することを目的としています。
また、先物取引ではレバレッジを効かせることができ、より大きな利益を狙えますが、リスクも高くなります。現物取引ではレバレッジがないため、リスクは限定的ですが利益も少額になりがちです。
投資目的やリスク許容度に応じて、先物取引と現物取引を使い分けると良いでしょう。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引におすすめの取引所
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引を行うなら、手数料が安く、レバレッジが高い取引所を選ぶのがおすすめです。
ここでは、特に人気の高い3つの取引所を紹介します。
- Bybit
- MEXC
- Bitget
各取引所の詳細を見ていきましょう。
Bybit
Bybitは、2018年にシンガポールで設立された暗号資産先物取引所です。
以下のような特徴から、初心者から上級者まで幅広い投資家に支持されています。
- 最大100倍のレバレッジ取引が可能
- 1,000種類以上の仮想通貨を取り扱い
- 取引手数料が非常に安い
- 24時間対応の日本語カスタマーサポートがある
- 豊富なキャンペーンや取引コンテストを開催している
「先物取引をどこの取引所でやろうかな…」と迷っている方は、日本人にも人気が高いBybitがおすすめです。
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MEXC
MEXCは、2018年に設立されたシンガポールの仮想通貨取引所です。
創業から3年足らずで、グローバルで高い取引高を誇る急成長の取引所として知られています。
MEXCの主な特徴は次の通りです。
- 最大200倍のレバレッジで取引できる
- 取り扱い通貨数は2,000種類以上
- 手数料が全体的に低水準(Maker手数料は無料)
- 仮想通貨入金のほか、クレジットカードでの入金にも対応
- 日本語を含む多言語サポートが受けられる
MEXCの大きな魅力ポイントとして、レバレッジの高さと取り扱い通貨の数にあります。
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Bitget
Bitgetは、2018年にシンガポールで設立された、セキュリティ重視の暗号資産取引所です。
100以上の国と地域でサービスを展開し、信頼性の高い取引所として人気を集めています。
Bitgetがおすすめの理由は以下の通りです。
- 手数料が非常に低水準で先物取引に最適
- 最大125倍のレバレッジ取引ができる
- 仮想通貨のコピートレードにもおすすめ
- コールドウォレットで95%以上の暗号資産を保管
- 利用者のセキュリティに重点を置いている
また、Bitgetは世界でも有名な仮想通貨取引所で、世界の先物ランキングでも上位に位置したこともあります。
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仮想通貨(ビットコイン)の先物取引のやり方
仮想通貨の先物取引を始めるには、まず暗号資産の先物取引に対応している取引所を選び、口座開設を行う必要があります。
ここでは、先物取引の基本的な流れを説明します。
- 仮想通貨取引所に登録・口座開設
- 仮想通貨取引所に資金を入金
- 先物アカウントに資金を振替
- ポジションを取り先物取引を行う
各手順を順番に見ていきましょう。
やり方①:仮想通貨取引所に登録・口座開設
先物取引を行うには、まず仮想通貨取引所に登録し、口座開設を行います。
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多くの取引所では、メールアドレスとパスワードを入力し、本人確認書類をアップロードすることで口座開設ができます。
口座開設の手順は、取引所によって多少異なりますが、一般的に以下のような流れです。
- 取引所の公式サイトにアクセスし、アカウント作成ページを開く
- メールアドレス、パスワード、氏名、住所、電話番号などの必要情報を入力する
- 登録メールアドレスに送られる認証コードを入力し、アカウントを有効化する
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)をアップロードし、審査を受ける
- 審査に通過すれば、口座開設完了
なお、先物取引では、取引所選びが重要です。取引所選びに迷っている方は、日本人から人気が高い「Bybit」を利用しましょう。
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やり方②:仮想通貨取引所に資金を入金
口座開設が完了したら、先物取引を行うための資金(暗号資産)を取引所に入金します。
取引所への入金は、仮想通貨やクレジットカード入金が一般的です。
例えば、仮想通貨での入金は、取引所ごとに用意されているウォレットのアドレスに送金することで行えます。
また、クレジットカードでの入金は、取引所にカード情報を入力するだけで入金が可能です。
入金手数料は、暗号資産やカードの種類、取引所によって異なります。
やり方③:先物アカウントに資金を振替
取引所の口座に資金が入金されたら、先物取引を行うための先物アカウントに資金を振り替えましょう。
先物取引をする際は、取引に必要な証拠金を先物アカウントに用意しておく必要があります。
証拠金の額はレバレッジによって変わりますが、例えば10倍レバレッジで1BTCのポジションを持つ場合は、0.1BTC分の証拠金が必要になります。
やり方④:ポジションを取り先物取引を行う
先物アカウントに証拠金となる資金を用意したら、いよいよ先物取引を行います。
先物取引の基本的な流れは、以下の通りです。
- 取引したい銘柄(BTCなど)を選択する
- レバレッジ倍率を設定する(例:10倍)
- 注文の方向(ロング or ショート)、数量、執行価格を決める
- 注文を出し、約定するまで待つ
- 建玉が完了したら、適宜決済の指値・逆指値注文を出す
- 利益が出たら決済し、証拠金を引き出す
先物取引は、相場の方向性を予測して売買することで利益を狙います。
BTCが上昇すると予測した場合は買い(ロング)でエントリーし、下落すると予測すれば売り(ショート)でエントリーします。
また、損失を最小限に食い止めるため、ストップロス(損切)注文を活用したり、利益が出たら早めに決済するのも重要です。
証拠金の何%までの損失を許容するか、どの程度の利益が出たら決済するかを事前に決めておくと良いでしょう。
以上が仮想通貨(ビットコイン)の先物取引のやり方です。
なお、先物取引(仮想通貨FX)のやり方に関しては「仮想通貨FX(ビットコインFX)とは?やり方・始め方・儲かる方法」でも解説しているので参考にしてください。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引の勝ち方・コツ
仮想通貨の先物取引で利益を出すには、相場の分析力とリスク管理能力が求められます。
ここでは、先物取引で勝つためのコツを3つ紹介します。
- 先物取引ではレバレッジ機能を有効活用する
- チャートを利用したテクニカル分析を行う
- ファンダメンタルズ分析で価格変動を予測
それぞれの勝ち方・コツを具体的に見ていきましょう。
先物取引ではレバレッジ機能を有効活用する
先物取引の最大の特徴は、レバレッジを効かせて取引できる点です。
レバレッジを上手く活用することで、少ない資金で大きな利益を狙うことができます。
例えば、各取引所の最大レバレッジは以下の通りです。
仮想通貨取引所 | 最大レバレッジ |
---|---|
Bybit | 100倍 |
MEXC | 200倍 |
Bitget | 125倍 |
ただし、レバレッジは諸刃の剣でもあります。レバレッジが高いほど、利益も大きくなる反面、損失も拡大しやすくなります。
自分のリスク許容度に合ったレバレッジ設定が重要です。
また初心者は、まずは低めのレバレッジ(2〜5倍程度)から始め、徐々にレバレッジを上げていくのがおすすめです。
なお、仮想通貨のレバレッジ取引に慣れた方は、「仮想通貨・ビットコインをレバレッジ100倍で取引?おすすめの海外取引所も紹介」を参考にハイレバレッジ取引にもチャレンジしてみましょう。
チャートを利用したテクニカル分析を行う
先物取引では、将来の価格を予測することが重要です。価格予測を行う上で欠かせないのが、チャートを使ったテクニカル分析です。
テクニカル分析では、過去の価格の動きから将来の価格を予測します。
具体的には、以下のようなチャートパターンや指標を利用します。
- トレンドライン(上昇・下降トレンドを示す直線)
- 移動平均線(平均価格の推移を示す線)
- ボリンジャーバンド(価格の標準偏差を示す指標)
- RSI(相対力指数、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する指標)
チャートを見る際は、長期・中期・短期の時間軸で分析することが大切です。
トレンドの方向性を見極めたら、チャートパターンやローソク足を利用して、適切なタイミングでエントリー・イグジットを行いましょう。
ただし、テクニカル分析はあくまで確率の問題であり、必ずしも予測通りの結果にはなりません。
ファンダメンタルズ分析で価格変動を予測
テクニカル分析と並んで重要なのが、ファンダメンタルズ分析です。
ファンダメンタルズとは、価格の動きに影響を与える需給要因や、金融政策、規制などの外部要因のことを指します。
ビットコインのファンダメンタルズ分析では、以下のような材料をチェックすることが重要です。
- 採掘報酬の半減期(4年に1度、採掘報酬が半減する)
- ビットコインETFの承認状況(機関投資家のマネーが流入する可能性がある)
- 著名投資家の発言(イーロン・マスクなど、影響力のある人物の発言で価格が変動)
- 規制や法整備の動向(中国の規制強化などがネガティブ材料に)
上記の材料は、ビットコインの需給バランスや投資家心理に影響を与え、価格変動の要因となります。
重要なファンダメンタルズがある時は、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせて判断すると良いでしょう。
両者の分析が同じ方向を示している場合は、より確度の高いトレードができる可能性があります。
ただし、ニュースの解釈は人それぞれ異なるため、ファンダメンタルズ分析は簡単ではありません。ニュースに踊らされることなく、冷静に自分の判断軸を持つことが大切です。
なお、仮想通貨の先物取引の勝ち方については「仮想通貨FX(ビットコインFX)の勝ち方は?スキャルピングで勝つコツや手法を紹介」でも解説しています。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引にかかる手数料
仮想通貨の先物取引では、様々な手数料がかかります。
手数料の種類や金額は取引所によって異なるため、取引コストを把握しておくことが重要です。
ここでは、先物取引にかかる主な手数料について解説します。
メイカー手数料とテイカー手数料の違い
先物取引の手数料は、大きく分けてメイカー手数料とテイカー手数料の2種類があります。
- メイカー手数料:板に指値注文を出し、約定した場合にかかる手数料
- テイカー手数料:板に出ている指値注文を約定させた場合にかかる手数料
一般的に、メイカー手数料の方がテイカー手数料よりも安く設定されています。これは、指値注文を出すことで取引所に流動性を提供しているためです。
例えば、Bybitではメイカー手数料が0.01%、テイカー手数料が0.06%と、メイカー手数料の方が0.05%ポイント安くなっています。
先物取引を行う際は、取引所のメイカー手数料とテイカー手数料を確認しておきましょう。
仮想通貨取引所ごとの手数料体系
手数料体系は取引所ごとに異なるため、自分が利用する取引所の手数料をしっかりとチェックしておきましょう。
主要な取引所の手数料は以下の通りです。
仮想通貨取引所 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
---|---|---|
Bybit | 0.01% | 0.06% |
MEXC | 0.02% | 0.06% |
Bitget | 0.02% | 0.06% |
DMM Bitcoin | 0.01% | 0.03% |
海外の取引所は総じて手数料が安く、中にはマイナス手数料を提供している取引所もあります。
一方、国内の取引所は海外と比べると手数料が高めに設定されています。
レバレッジ手数料
先物取引では、建玉を翌日まで持ち越した場合、レバレッジ手数料(スワップポイント)がかかります。
レバレッジ手数料は建玉の金額に対して日割りで発生し、ロングポジションとショートポジションで金額が異なります。
例えば、BitMEXの場合、以下のようなレバレッジ手数料がかかります。
- ロングポジション:建玉金額の0.043% / 日
- ショートポジション:建玉金額の-0.043% / 日
上記の例では、ロングポジションを持っている場合はレバレッジ手数料を支払う必要がありますが、ショートポジションの場合は逆に受け取ることができます。
レバレッジ手数料は、ポジションを長く保有するほど大きくなるため、スキャルピングのように短期間で取引する場合はあまり気にする必要はありません。
一方、スイングトレードのように長期間ポジションを保有する場合は、レバレッジ手数料のコストを考慮に入れる必要があります。
入金・出金手数料
取引所に入金する際や、取引所から出金する際にも手数料がかかります。
手数料は取引所や入出金の方法によって異なることが一般的です。
仮想通貨取引所 | BTC入金手数料 | BTC出金手数料 |
---|---|---|
Bybit | 無料 | 0.0005BTC |
MEXC | 無料 | 0.0005BTC |
Bitget | 無料 | 0.0006BTC |
手数料は取引コストに直結するため、できるだけ安い取引所を選ぶことが重要です。
各取引所の手数料体系を比較して、自分に合った取引所を見つけましょう。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引の価格チャート
先物取引の価格チャートは、現物取引とは異なる特徴があります。
ここでは、先物取引特有の価格チャートの見方について説明します。
先物取引の価格チャートで重要なのは、以下の2つの価格です。
- 先物価格:将来の特定の日付に受け渡しされる契約の価格
- 現物価格:現物取引の価格
先物取引では、限月(期限)が近づくにつれて、先物価格が現物価格に収束していきます。限月までに先物価格とスポット価格が一致しないと、裁定取引が入って価格が調整されるためです。
先物取引の価格チャートを見る際は、以下の点に注目しましょう。
- 先物価格と現物価格のかい離状況
- 先物価格の期間構造(限月ごとの価格の違い)
- 出来高と建玉の推移(先物市場の活況度合いを示す)
上記の指標を総合的に判断することで、先物市場のセンチメントや需給の状況を把握することができます。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引の税金について
仮想通貨の先物取引で利益が出た場合、税金が発生します。
ここでは、先物取引にかかる税金の基本的な仕組みと、節税対策の方法について解説します。
利益には税金が発生し確定申告が必要
仮想通貨の先物取引による利益は、原則として雑所得として課税されます。
雑所得の税率は、所得税と住民税を合わせて最大で55%程度です。
先物取引で利益が出た場合は、確定申告を行い、税金を納める必要があります。確定申告の期限は、毎年2月16日から3月15日までです。
確定申告は、国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用するのが便利です。利益の計算方法や必要な書類については、国税庁のタックスアンサーを参照してください。
仮想通貨にかかる税金の種類や税率
仮想通貨の利益にかかる税金には、以下の2種類があります。
税金の種類 | 税率 | 説明 |
---|---|---|
所得税 | 5〜45% | 所得金額に応じて累進課税 |
住民税 | 10% | 所得税と合わせて納税 |
利益が年間20万円以下の場合は、所得税と住民税ともに課税されません。
ただし、確定申告が不要なだけで、税務署から請求された場合は納税する義務があります。
仮想通貨の税金対策と節税方法を紹介
仮想通貨の税金を少しでも安くするには、以下のような節税対策を行うことが有効です。
- 3年以上保有する
- 損失を繰り越す
- NISA・つみたてNISAを活用する
税金対策は、専門的な知識が必要になります。効果的な節税を行うには、税理士など専門家に相談するのがおすすめです。
また、税金は国や地域によって異なるため、海外の取引所を利用する場合は、その国の税法にも注意しておきましょう。
各国の税法を理解し、適切に申告・納税を行うことが重要です。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引に関する注意点
仮想通貨の先物取引は、ハイリスク・ハイリターンな投資商品です。
大きな利益を狙える反面、多額の損失を被るリスクもあります。
ここでは、先物取引を行う上での注意点を3つ解説します。
- 価格変動リスクとボラティリティの高さ
- 仮想通貨取引にかけるレバレッジの倍率
- 流動性リスクと取引所リスクを考慮する
各注意点を順番に見ていきましょう。
価格変動リスクとボラティリティの高さ
仮想通貨は、株式や為替に比べて価格変動が大きい資産です。
特にビットコインは、1日で10%以上の上昇・下落をすることも珍しくありません。
この価格変動の大きさをボラティリティと呼びます。
例えば、ビットコインが10%下落した場合、10倍レバレッジを効かせていると、投資金額の100%(全額)の損失になります。レバレッジが高いほど、ロスカットに遭うリスクが高くなるので注意が必要です。
また、ボラティリティの高さは、ビットコインだけでなく、アルトコインでも同様です。
以下の表は、主要な仮想通貨の価格変動率(単位:%)です。
銘柄 | 価格変動率(年率) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 97.71% |
イーサリアム(ETH) | 137.73% |
リップル(XRP) | 161.32% |
ライトコイン(LTC) | 150.47% |
価格変動リスクに備えるには、以下のような対策が有効です。
- レバレッジは低めに設定する(5〜10倍程度)
- ロスカットラインを設定し、大きな損失を避ける
- ポジションサイズを小さくし、リスクを分散する
- 値動きの激しい局面では取引を控える
仮想通貨取引にかけるレバレッジの倍率
先物取引の最大の魅力は、レバレッジを効かせて大きな利益を狙えることです。しかし、レバレッジが高すぎると、リスクも高くなります。
手持ちの資金以上の損失が出た場合、追証が発生し、追加で証拠金を入金する必要があります。入金ができない場合は、強制的にロスカットされてしまうでしょう。
初心者は、レバレッジを低めに設定することをおすすめします。各取引所の最大レバレッジ倍率は以下の通りですが、10倍以下から始めるのが無難です。
仮想通貨取引所 | 最大レバレッジ |
---|---|
Bybit | 100倍 |
MEXC | 200倍 |
Bitget | 125倍 |
DMM Bitcoin | 2倍 |
レバレッジが高いほどリスクが大きくなるので、無理のない範囲でレバレッジ倍率を選びましょう。
経験を積んで自己資金が増えてきたら、徐々にレバレッジを上げていくのがおすすめです。
流動性リスクと取引所リスクを考慮する
仮想通貨の取引では、流動性リスクと取引所リスクにも注意が必要です。
流動性リスクとは?
流動性リスクとは、売りたい・買いたいときに注文が通らないリスクのことです。仮想通貨市場は株式市場に比べて規模が小さいため、大口の注文を出すと価格が大きく動いてしまうことがあります。
特に、アルトコインや新規上場したばかりの銘柄は、流動性が低くなる傾向にあります。急激な値動きのときは、指値注文を入れても約定しないケースもあるので注意しましょう。
また、取引所リスクにも注意が必要です。
取引所リスクとは?
取引所リスクとは、取引所のシステム障害やサイバー攻撃、突然の倒産などのリスクのことです。
仮想通貨取引所の歴史はまだ浅く、セキュリティ対策が不十分な業者も存在します。
例えば過去には、日本の取引所であるコインチェック(Coincheck)が巨額のハッキング被害に遭いました。
取引所リスクに備えるには、以下のような対策が考えられます。
- 信頼できる大手取引所を選ぶ
- 複数の取引所に口座を分散する
- 取引に必要な分だけ取引所に預け、残りはウォレットで保管する
- ハッキングに備えて、二段階認証を設定する
仮想通貨の先物取引では、価格変動リスク、レバレッジリスク、流動性リスク、取引所リスクなど、様々なリスクが存在します。
これらのリスクを正しく理解し、適切に管理することが重要です。
仮想通貨(ビットコイン)の先物取引に関連するよくある質問
最後に、仮想通貨(ビットコイン)の先物取引に関連するよくある質問に回答します。
- 仮想通貨の先物取引でMEXCはおすすめ?
- ビットコインの先物取引ができる日本の取引所は?
- ビットコインの先物と現物の違いは?
- 仮想通貨の契約取引とは?
- 仮想通貨の現物と先物はどっちが儲かる?
- 暗号資産(BTC)の売買はスマホアプリでも可能?
- ロスカット水準やゼロカットシステムとは?
仮想通貨の先物取引でMEXCはおすすめ?
MEXCは、シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所で、先物取引に力を入れている取引所の一つです。
MEXCの特徴は以下の通りです。
- 最大200倍のレバレッジ取引が可能
- 先物取引の手数料が安い(Maker手数料は無料)
- 高速マッチングエンジンで約定力が高い
- 日本語対応のカスタマーサポートがある
MEXCは、高いレバレッジと低い手数料を武器に、多くのトレーダーから支持されています。
MEXCは、セキュリティ対策にも力を入れており、コールドウォレットで資産の98%以上を保管しています。また、二段階認証や SMS認証など、セキュリティ機能も充実しています。
以上のことから、MEXCは仮想通貨の先物取引を行う上で、おすすめの取引所の一つと言えるでしょう。
ビットコインの先物取引ができる日本の取引所は?
日本国内では、金融商品取引法の規制により、ビットコインの先物取引を提供している取引所は多くありません。
例えば、先物取引ができる取引所は以下の3社です。
- GMOコイン
- DMM Bitcoin
- bitFlyer
3社とも、金融庁からの認可を受けた信頼できる取引所です。
ただし、国内の取引所は海外に比べてレバレッジ倍率が低く(最大2倍)、取引手数料も高めに設定されています。
そのため、より高いレバレッジでの取引を行いたい場合は、海外の取引所を利用することをおすすめします。
なお、ビットコインをどこで買うべきか悩んでいる方は、「ビットコインはどこで買うべき?おすすめの取引所を日本国内・海外で比較して紹介」を参考にしてください。
ビットコインの先物と現物の違いは?
ビットコインの先物取引と現物取引の主な違いは以下の3点です。
先物取引 | 現物取引 | |
---|---|---|
取引の目的 | 価格変動によって利益を得る | ビットコインを売買する |
レバレッジ | あり(最大100倍以上) | なし |
決済方法 | 差金決済がメイン | BTCの受け渡し |
先物取引は、将来の価格変動を予測して売買することで利益を得ることを目的としています。一方、現物取引は実際にビットコインを売買することが目的です。
また、先物取引ではレバレッジを効かせることができるため、少ない資金で大きな取引ができます。現物取引ではレバレッジがないため、資金量に応じた取引になります。
仮想通貨の契約取引とは?
仮想通貨の契約取引とは、将来の決まった日時に仮想通貨を売買することを約束する取引のことです。
契約取引には、先物取引と指数先物取引の2種類があります。
- 先物取引:将来の特定の日付(限月)に、予め決められた価格で売買を行う取引
- 指数先物取引:仮想通貨指数を対象として行う先物取引
また、契約取引の特徴は、以下の通りです。
- 現物の受け渡しを行わない差金決済取引である
- 取引に期限(限月)がある
- レバレッジ取引が可能
- 価格変動によって利益を得ることができる
契約取引は、レバレッジを効かせることで大きな利益を狙えますが、同時に大きなリスクも伴います。
価格が予想と反対に動いた場合、高額の損失を被る可能性があるので注意が必要です。
仮想通貨の現物と先物はどっちが儲かる?
仮想通貨の現物取引と先物取引のどちらが儲かるかは、一概には言えません。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った取引方法を選ぶことが重要です。
現物取引のメリットは、以下の通りです。
- 実際に仮想通貨を保有できる
- レバレッジがないため、リスクが限定的
- 長期保有に向いている
一方、先物取引のメリットは以下の通りです。
- レバレッジを効かせて大きな利益を狙える
- 価格下落時にも売りから入れる
- 値動きの激しい相場で利益を出しやすい
どちらの取引が儲かるかは、相場の状況や個人の取引スキルによって異なります。
レバレッジ取引に慣れていない初心者は、まずは現物取引から始めるのがおすすめです。一方、短期売買に自信のある人は、先物取引で大きな利益を狙うこともできます。
自分に合った取引方法を見つけるには、まずは少額から始めて経験を積むことが大切です。
仮想通貨を少額から取引したい方は「仮想通貨・ビットコインの少額投資は儲からない?実際に100円〜500円分買ってみた僕が解説」の記事も参考にしてください。
暗号資産(BTC)の売買はスマホアプリでも可能?
多くの仮想通貨取引所では、スマートフォン用のアプリを提供しています。
スマホアプリがあれば、パソコンを使わずにいつでもどこでも仮想通貨の売買が可能です。
以下は、スマホアプリを提供している主な取引所です。
- Bybit(iOS/Android)
- MEXC(iOS/Android)
- Bitget(iOS/Android)
- GMOコイン(iOS/Android)
- DMM Bitcoin(iOS/Android)
スマホアプリの機能は取引所によって異なりますが、基本的な売買機能に加えて、チャートやニュースの閲覧、入出金の手続きなどができるようになっています。
中には、スマホアプリ限定のキャンペーンを実施している取引所もあります。
初心者でも簡単に始められるので、スマホアプリを活用して仮想通貨取引を始めてみてはいかがでしょうか。
ロスカット水準やゼロカットシステムとは?
ロスカットとは、レバレッジ取引で損失が一定の水準に達した場合に強制的にポジションを決済することです。
ロスカット水準は、証拠金維持率などで決められており、取引所によって異なります。
例えば、証拠金維持率が50%をロスカット水準とする場合、証拠金の半分以上を損失で失うと強制的にポジションが決済されます。
ロスカットは、投資家の損失を一定の範囲に抑える役割を果たします。
一方、ゼロカットシステムは、ロスカットが発動した場合でも、証拠金以上の損失が出ないようにする仕組みです。
証拠金を超える損失が出た場合、超過損失分を取引所が負担することで、投資家の損失を証拠金の範囲内に抑えます。
海外取引所では、ゼロカットシステムを導入していますが、一方、日本の国内取引所では、ゼロカットシステムがない場合があります。
ゼロカットシステムには、以下のようなメリットがあります。
- 証拠金以上の損失が出ない
- 追証が発生しない
- 安心して取引できる
ただし、ゼロカットシステムがあっても、過度なレバレッジ取引は控えましょう。
ロスカットが頻発するようでは、取引コストがかさみ、利益を出すのが難しくなります。
まとめ
仮想通貨先物取引は、レバレッジを効かせた取引で大きな利益を狙えるチャンスがある反面、高いリスクも伴う取引方法です。
初心者がいきなり先物取引を始めるのはおすすめできません。
まずは現物取引で取引の仕組みや相場の特性を学び、余剰資金でデモトレードを行うなどして、経験を積むことが大切です。
先物取引を始める際は、以下の点に注意しましょう。
- レバレッジは低めに設定する
- ロスカット水準を把握しておく
- リスクを分散するために、複数の取引所を利用する
- ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を駆使する
また、取引所選びも重要なポイントです。手数料が安く、高いレバレッジが効かせられる取引所がおすすめです。
海外取引所を利用する場合は、日本語サポートの有無も確認しておきましょう。
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